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だから、いじめについて考える(三十八夜)
目暮あゆは今夜も眠れない。
だから、いじめについて考える。
自分より弱い立場の物を痛ぶるのがいじめ。
まぁ、自分より強い物を痛ぶるのはまれだろう。
こうして書くと何とダサい行為だろうか。
昔は「いじめられる方にも問題がある」という風潮もあったそうな。
弱いなら強くなれというのか。
ただのいたちごっこである。
そのくせ、復讐は禁じている。
んー何でもかんでも認めるのもどうかと。
ただ無視しただけでも相手が「いじめ」と受け取る場合もある。
それに復讐しても良いのか?
やりすぎなければ良いのか。
過剰防衛は問題外。
でも、いじめを止めれるぐらいの抵抗って過剰防衛のような気も……
あっ、過剰防衛に思えるのはやり返されると急に弱気になるからか。
自分より強い物に逆らえないのは人間の性。
動物でも同じか。
いじめをするのが動物レベルともとれる。
好きの反対は嫌いではなく無関心だと言われる。
でも、いじめられるぐらいならほっといて欲しいと思う。
やはり好きの反対は嫌いだ。
見て見ぬふりもいじめに加担している、と言われるがそれも違うと思う。
情けない姿は人に見られたくないものだ。
先生にだって見られたくない。
それでも先生に相談するのは勇気のいる事だと思う。
そんな勇気を出して保身のために無視された子は……
目暮あゆは今夜も眠れない。




