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だから、隕石について考える(三百三十五夜)
目暮あゆは今夜も眠れない。
だから、隕石について考える。
隕石は宇宙から地球に落ちてくる石。
創作だと未知の技術とか宇宙細菌とかがついてたりして一騒動を起こす。
でも、現実にはそんな石は落ちてこない。
ただ、宇宙からきたというだけの石だ。
陰謀説が好きな人は本当は未知の石が落ちてきているけど政府が隠しているって言うけどさ。
悪魔の証明じゃないけれど、理論だけでは証拠になりえない。
宇宙は広大だ。
地球にないテクロノジーの隕石が地球に落ちてくるなんてどのぐらいの確率なのだろう。
地球が生まれてから46億年と言われているが、その間にでも宇宙の果てから落ちてくる可能性なんて……
確率を計算しようと思ったがそんな知識はなかった。
仮に落ちてきたとしても人類の50万年前だと言われているから……
いや、文明が出来てからじゃないと記録にも残るまい。
1万年前ぐらい?
地球全体の46万分の1か……
億単位の想像の後だからそれほど低くは感じられないのが何とも。
1万年のうちに1回でも太陽圏外から飛来した隕石が地球に到達するなんて……
うーん、スケールが大きくなれば大きくなるほど有り得そうな話になってしまったな。
宇宙が広大だから隕石はぶつからない、って結論に持っていこうと思ったのに。
目暮あゆは今夜も眠れない。




