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だから、鉛筆について考える(三十三夜)
目暮あゆは今夜も眠れない。
だから、鉛筆について考える。
鉛筆は物を書く道具。
どう考えてもシャープペンシルの方が便利。
でも、禁止する先生もいる。
何故か。
まぁ、私も鉛筆の方が好きだけどね……
理由は、んー……
削らなきゃいけない手間、消耗品。
デメリットしか思い浮かばない。
これはあれだ、本もネットで読めばいいのに普及しないみたいな。
紙のほうが手触りとか読んだ感じになれるとか。
そういった気持ちに近いのだ。
何かシャーペンは機械的な感触がする。
グリップ感?みたいなのが鉛筆は優れているのかもしれない。
そういえば、子供の頃は鉛筆をかじるのが好きだった。
きっとおしゃぶりを思い出していたのだろう。
噛むと歯ごたえが調度いいのだ。
シャーペンは噛む気がしない。
後、書く部分を触っても怪我しない。
シャーペンの先っぽは上下間違えてノックした時に刺さる。
鉛筆も削りたては鋭いが……
使っていると丸みを帯びてきて優しくなる。
後、筆圧で調整できる。
シャーペンではこれは表現できない。
そういえば絵を描くのも鉛筆だ。
シャーペンでは個性を出して絵を描けない。
シャーペンは便利だが鉛筆の代用品にはならないのだ。
でも、シャーペンの後ろの消しゴムは便利だ。
目暮あゆは今夜も眠れない。




