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だから、低血圧について考える(三百六夜)
目暮あゆは今夜も眠れない。
だから、低血圧について考える。
低血圧は寝起きの悪さの言い訳に使われる。
科学的根拠はないけれど、血圧が上がらないと体が暖まらなくて目が覚めないというイメージからきているのだろう。
血圧と体の暖かさは関係あるのか……
冷え症だと低血圧だと思ってたりして。
低血圧だと思って血圧を計ってみたら低血圧じゃなかったなんて話もある。
まあ、血圧なんて普段から測らないか。
ウチのお爺ちゃんは普段から測っているけど。
お医者さんに言われたから。
高齢だと血圧から体調の変化を測れるらしい。
高齢の急死なんて言われているけれど、実際には予兆はあるそうな。
特に血圧から分かるから血圧を測っておいて事前に防げる場合もあるとか。
若者でも急死はあるけれど高齢の方に比べれば可能性は低いからな。
それでも急死したら、「毎日計っておけば……」と後悔するんだろうな。
時々、新聞に載っている急性心不全とかも血圧を測っていれば防げたものありそうだ。
まあ、血圧に異常が出ても若者だったら「まあちょっとなら大丈夫でしょう」と軽く考えてしまいそうな気もするけれど。
それは高齢でも同じ……かな?
でも、年をとるごとに体調不良には気を使うからなあ……
目暮あゆは今夜も眠れない。




