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だから、寒中水泳について考える(三百二夜)
目暮あゆは今夜も眠れない。
だから、寒中水泳にちて考える。
寒中水泳は寒いときにプールや海に入って泳ぐ事。
根性試しのイメージがある。
乾布摩擦のように体を温めたりする効果はないのだろうか?
暑い日に熱いお茶をのんで体を冷まさせるような。
夏でも冷える日はあるので、そんな日に入ったプールは外よりも温かく感じた。
温度が外よりも高かったせいだろう。
つまり温かいのは気のせいってわけなのね。
体を温める効果はなさそうだ。
続けると風邪をひきそう。
それでも寒中水泳が行われるのは根性を見せつけるためだろう。
体を鍛えるためって言う人もいるが……
まあ、慣れれば多少の寒さで風邪をひく事はなさそうだ。
あくまで精神的な物のような気がするが。
体の方も寒さに強くなるのだろうか?
痛めつけた部分は強くなるって言うけれど。
体温の変化は外気との調整なのだから、強くなれるものじゃないと思う。
少しずつ寒さに耐えられるようになっていくとして、人は南極にも住めるようになるのだろうか?
体が凍りつくのまでは克服できない気がする。
と言うか、南極で生きて行くには別の生き物に進化するようなものじゃ……
だから、暖房器具とかが作られる。
発明こそが人間の進化なのだろう。
目暮あゆは今夜も眠れない。




