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だから、ロウソクについて考える(290夜)
目暮あゆは今夜も眠れない。
だから、ロウソクについて考える。
ロウソクは火をつけて明りを灯す道具。
明りにあっているのはロウソクの先端部分にある紐だが。
下のロウの部分は薪みたいなものだろうか。
溶けて消耗していくしね。
溶けた部分はすぐに固まる。
あれってかき集めたら無限に使えるエネルギーにならないかな?
とは言っても、同重量が流れて行くわけではないからな。
人間でいうところの、うんこみたいなものなのだろう。
いらない部分だけを排出するような。
消費された部分は蒸発しているような気がする。
消化されたものも、蒸発されたものもどこに行くのだろうか。
完全になくなるとは思えない。
人間が認識できないくらいの大きさになっているだけではないだろうか。
そのぐらい小さな大きさになるからエネルギーとして使用できるのか。
あるいは小さくなりすぎてエネルギーにはならず、そこにとどまり続けるのか。
小さなものも繰り返し続ければ再び元の大きさを取り戻すのではなかろうか。
無限のエネルギーなんてどこにでも転がっているのかも。
それを認識、増幅できる研究が進めば……
少なくとも、私が生きているうちには無理だろうな。
人類が存在しているうちでも可能かどうか。
目暮あゆは今夜も眠れない。




