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だから、カラスについて考える(253夜)
目暮あゆは今夜も眠れない。
だから、カラスについて考える。
カラスは嫌われ者の鳥である。
大体、見た目のせい。
人間は見た目で判断する生き物なんだなぁ。
蜘蛛とか。
益虫なのに、害虫扱いする。
まぁ、見た目で判断するのは人間だけではないかも。
猫も甘える人間を区別してるし。
餌くれる人が好きなんでしょ?と思ってたら餌とか関係なしに懐かれる人がいる。
猫の好みに直球なんだろうな。
カラスは黒いし、何か脂っこいし、何より筋肉質っぽい……
鳥は飛ぶためにみんな筋肉質なんだけどね。
カラスは生理的に嫌なタイプの筋肉質なんだ。
人間のボディビルダーだって格好良いマッチョと気持ちの悪いマッチョがいるよね。
爽やかさの違いかな。
さっき言った通り、脂っこさが爽やかさを奪ってるんだろうね。
後、悪知恵が働くイメージがある。
鳩と同じぐらいの知能のはずなんだろうけどな。
鳩は人間に媚びる知恵を持っている。
鳩の方が頭が良いのかな。
いや、カラスは媚びようにも見た目で嫌われているから。
鳩より劣っている部分を補うために、人間に嫌われてでも生きて行く知恵を得たのだろう。
つまり、見た目が悪い人ほど悪に走る…?
でも、人間だと見た目が良い人程、性格が悪い気がするのは何故だろうか。
目暮あゆは今夜も眠れない。




