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だから、名前について考える(二百五十夜)

目暮あゆは今夜も眠れない。

だから、名前について考える。

名前は個人を識別するIDのようなもの。

IDの方が歴史は短いけど。

それにIDと違って同じ名前の人も世の中にはいる。

私の「あゆ」って名前も何人いるのやら。

運の良いのか悪いのか分からないが、同じ名前の人とは知り会った事がない。

いや、有名人とか話した事がない人ならいるよ?

でも、友達にはいなかったな。

いたらどんな仲になっていたのだろうか。

一号二号みたいにあだ名をつけあっていたのかも。

ちょっと、楽しそう。

でも、どっちが一号になるかでもめそうだ。

よくあるよね、童話とかであだ名を奪い合って戦争になるようなやつ。

で、結局仲たがいしてあだ名をつける必要もなくなると。

でも、客観的に考えて二号より一号の方が良いってわけでもないような……

数字としては1より2の方が量、多いわけだし。

それ以前に別のあだ名に変えればいいだけじゃん。

百合と薔薇とか。

童話のオチもそんな感じだったな。

もしかしたら、あの童話は冷静になれば喧嘩にならないっていう教訓を伝えたかったのかもね。

少なくとも、読んだ私には伝わったと思う。

忘れがちだけど。

でも、商標登録とかも名前争いだよね。

まぁ、便乗して名声を奪おうとする輩がいるから商標登録で守る必要があるんだろうけど。


目暮あゆは今夜も眠れない。

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