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だから、毒キノコについて考える(二百四十八夜)
目暮あゆは今夜も眠れない。
だから、毒キノコについて考える。
毒キノコは食べてはいけない物の代名詞としてよく挙げられる。
フグとどっこいどっこい。
有名なのはワライダケだね。
笑いが止まらなくなるキノコ。
どんな感じなんだろう、笑いが止まらなくなるって。
周囲から見たら幸せそうだけど。
でも、笑いすぎると色々と痛くなるからな。
笑い死にというのも分かる気がする。
でも、死に顔は笑顔か。
う~ん、傍目には良い人生を送った死に顔にしか見えないな。
笑顔になった顔を見ないで話だけ聞くと不幸なんだけど。
そういえば、見た目が綺麗なキノコは毒キノコである事が多いとか。
逆に食べられるキノコは地味なのが多いそうな。
確かに食卓に並ぶキノコは食欲をそそらないものが多いね。
綺麗なキノコ程、毒を持っているのは理にかなっている。
自己防衛のためだろうな。
毒を持つ前は地味なキノコよりもよく、捕食されていたんではないだろうか。
そして地味なキノコは食べられる事が綺麗なキノコより少なかったから毒を持つように進化しなかったんだじゃないかな。
あるいは食欲を削ぐような見た目に進化したとか。
削ぐと言うほどの見た目じゃないから失敗進化だと思うけど。
目暮あゆは今夜も眠れない。




