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小さな魔法使い  作者: 大木悠樹


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小さな魔法使い

何もかも小さな魔法使い。小さな魔法使いだけでは生きていくことができません。小さな魔法使いには愛情が不可欠です。世界中の小さな魔法使いが幸せに暮らせますように。どうか、悲しいニュースがこの世から消えますように。


あなたは、小さな魔法使い。


あなたは、魔法が使えるの。

あなたの大きな産声で、痛みがどこかにいってしまった。


あなたは、魔法が使えるの。

あなたのかわいい笑顔で、寝てないことを忘れてしまう。


あなたは、魔法が使えるの。

あなたの小さなおててが、指をぎゅっと握った時、

あなたを一生守ろうと、誓わずにはいられない。


あなたは小さな魔法使い。

どんなに大きくなったとしても、ずっとずっと大好きよ。

産まれてきてくれて、ありがとう。


作者、無事に小さな魔法使いを産みました。何度かお空に忘れ物を取りにいってしまったあわてんぼうです。その度にメンタルやられていました。無事に産まれた今、かわいすぎて、離れられません。新生児期が、あっという間に、終わってしまいました。出産の痛み、もう忘れました。このまま、色々な記憶を忘れてしまう前に、思い出に残させて頂きます。

世界中の小さな魔法使いが幸せに暮らせますように。

今日も世界が平和でありますように。

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