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僕たちはタイムトラベラーズ!

作者: 七瀬





___僕たちは?

2058年から来たタイムトラベラーズだ!


僕たちは、国の極秘任務を任せられている。

過去に起きた、災害や事故、テロなどを防ぐために!

僕たちタイムトラベラーズがその時代に戻って、【警告】をする仕事なのだ!



・・・あの時?

もしも? あの事故や災害が起きる前に先に【警告】していれば。

失わなくてもいい命があったはずだ!


僕たちは、パトロール隊でもあるんだよ。

“人の命で、失っていい命など絶対にあってはならないのだ!”






___僕の名前は、『エイユウ』トラベラーズの隊長を任せられている!

僕の仲間の、『ダンジョン』は性別不明の人間なんだ。

それに、『コバム』は人に頼まれると直ぐにいい訳を言っては? 拒む男。

それから、『シンタイ』は、運動能力がずば抜けている超人。

最後の1人は、『キュボーン』男を虜にするイイ女だよ!




___僕たち5人で、一つのグループなんだ!

僕たちは、それぞれの時代で起きた事件や事故、災害、テロなんでも。

そうなる前に、手分けして【警告】をするんだよ!



___やり方は簡単!

その時代での、やり方で【警告】をするんだ。


通信手段は、全てその時代のモノと決まっている!

手紙なのか? 無名の電話なのか? ネットを使って警告するとか?

AI(人工知能)を使うやり方やドローンで警告する事もあったな。




『___なあ、エイユウ? 今度は、どの時代に【警告】をしに行くんだい?』

『___2032年に、全世界戦争というモノが勃発した! その原因は...?

AI(人工知能)の暴走から起きたんだよ! 人間だけじゃなく機械とも戦争を

起こすんだ! それを止めないと!!!』

『___でも“あれ”は? 大きな戦争にはならなかったじゃないのか?』

『___いやいや? そうじゃない! 2080年には、“あれ”が原因で

大きな戦争になってしまうんだよ!』

『___でも、まだ? 起きていないのにかい?』

『・・・そうだよ! 何が原因になるかは? 僕たちには分からないんだよ。

その芽を先に摘み取らなければ、、、!』

『___そうだね! 何か起きてからじゃ遅いよね!』

『___あぁ! そうだ、シンタイ!』

『___じゃあ、どの時代に行って警告するんだよ?』

『___2028年に、その原因の元となる事が起きているんだよ! だから

この時代に行って警告しよう!』

『___うん! でも? その原因の元って?』

『___タスク共和国とジンスタント国の大統領同士が同じ女性を好きになっ

てもめた事があっただろう! それで、ふたりの大統領に警告するんだ!』

『___でも? 誰と誰が行くの?』

『いや? 今回は3人だ! 僕とコバムとキュボーンだよ。』

『___えぇ!? 3人も!?』

『___キュボーンには、どちらかの大統領を誘惑してもらう!』

『えぇ! 任せてちょうだい!』

『___じゃあ~行くぞ! 、ダンジョンとシンタイには別の仕事を任せる!』

『ヨッシャーーーーー!!!』






___そして?

各々の仕事をそれぞれが、各自責任を持って始める事に、、、!



『___さあ! 着いたぞ! 2028年』

『___コバムは? タスク共和国に行ってトンダイ大統領に警告をしに

行てくれ! 僕とキュボーンは、ジンスタント国のウハハ大統領のところ

に行くぞ!』

『___えぇ、いいわよ。』

『___トンダイ大統領に警告して、素直に聞いてくれるか? 心配しか

ないよ! あの大統領、女癖悪いし! 噂では愛人も山ほどいるらしいじゃ

ないか!』

『___その二人の大統領が取り合った女性ひとって?』

『世界的に有名なスィーミィーだよ!』

『・・・あら? それなら納得! あんなにキレイな女性ひとって?

私でも、見た事ないしね!』

『でも、スィーミィーって? 2029年に暗殺られてるわよね?』

『・・・あぁ、どちらかの国の殺し屋がスィーミィーを殺したとか、、、?

まあ、未だに犯人が捕まっていないがな!』

『___そう、ならない為にも今! “警告”しないと!』

『___そうだな! 行くぞ!』

『___あぁ!』

『___そうね!』





___僕とキュボーンは、ジンスタント国に! コバムは、タスク共和国に。

お互い別々の国へ飛行機で向かったんだ!


『___よし! 着いたぞ、キュボーン!』

『___あら? もう着いたの~』

『___キュボーンには? 大事な仕事が待っているんだぞ! ウハハ大統領

を誘惑してもらわないと!』

『___ウハハ大統領って? 気難しい人だと聞いているわ! 私なんかで

大丈夫なの?』

『___大丈夫だ、キュボーン! ウハハ大統領は、最愛の奥さんを亡くして

心にぽっかり大きな穴が開いているはずだ! そこに付け込めば、きっと上手

くいくはずだ!』

『___そうね! エイユウを信じるわ!』

『___あぁ、頼む!』

『___えぇ!』






___僕の読みは、正解だったらしい!

キュボーンは、見事にウハハ大統領の心の隙に入る事が出来たんだ!



ウハハ大統領は、スィーミィーと初めて会った時も心はキュボーンに!


・・・その頃。

コバムは、タスク共和国のトンダイ大統領に警告していたので。

トンダイ大統領が、スィーミィーと会っても恋愛感情が沸く事はなかった。



・・・そして、2029年にスィーミィーの暗殺もなくなった。








『___任務終了だ! コバム、キュボーン! 元の僕たちの時代に戻るぞ!』

『___えぇ、戻りましょう!』

『___あぁ!』







・・・僕たちが、元の時代に戻ると?

そこには、ダンジョンとシンタイが戻って来ていて。



二人が、僕たちにこう言ったんだよ。


『エイユウ! 済まない、どうやら? 任務が失敗してしまったらしい!』

『えぇーーーーええええええ!? マジか!?』

『___どうする? エイユウ?』

『隊長~』

『___う、うーん?』





最後までお読みいただきありがとうございます。

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