始まりの時
初めてのゾンビ作品グロくなるように頑張ります。
タイトル変えるかもしれないです。
今俺は空を見上げていた。
風がサーっと吹く風が気持ちいい、天気も良くそのまま寝てしまいそうなほど心地がいい場所である。
「いやー今日も今日とて、面白いこと起きねえかな~」
隣からそんな呑気な声をが聞こえる。
親友の春斗である。
俺たちは今一時間目の授業からサボって、立ち入り禁止の屋上でお昼寝を決め込もうとしていた。
「いつもおんなじこと言ってんじゃねえかお前は」
「だってお前も思うだろ。退屈だなーって」
思うが声に出すほどでもない。今のこのまったりした時間も好きなのである。
俺は目を閉じて寝る準備を始めると隣がうるさくなる。
「おい、うるせえぞ寝させろての」
「いやいやこれ見てみろとすげえから」
「おい校則違反だろ携帯持ってくんのはまた没収されても知らねえかんな」
「不良が教師にビビんなよな」
不良じゃねえよ俺はと言いながら、覗いてみると上から撮影しているもので人が人を襲い掛かって食べている映像だった。
「おお確かにすげえな、本当に現実みたいだな」
昨今のCGはすごくいつ見てもほとんど本物にしか見えないものばかりであるが、それにしても生々しくグロい光景である。
「いや、それもなんだがなここからさらに驚くべきことにな」
春斗はニヤニヤしながら続ける。
「こんな投稿が数多く出回ってんだよ。すごくないか」
そんなわけないと思いながら、携帯を借りてみてみると確かに同じような内容のものが数多く投稿されている。
「なあなんか面白いことになってきたと思わないか」
そんなわけないだろと思いながら立ち上がり町の方を見る。
いつも通りのどかでのんびりした空気を感じ何一つ変わらない風景である。
「おい、あれ見ろよ」
春斗に促され、学校の正門の方を見る。門扉に阻まれているがそこから人の手が伸び何かを欲しているように見える。
警備員の人が現れ何か言っている。
警備員が突き飛ばすと、そいつは倒れそれを見た警備員は門扉を少し開けそいつに駆け寄るとさっき見た動画のように人が噛まれた。
それに警備員は痛みで叫ぶ。
「おい、嘘だろ」
俺は心からの声が漏れる。
「亮、亮!しっかりしろ」
春斗の呼びかけで意識が戻る。
「ああ、それにしてもありゃあなんだよ」
「いや、それよりしっかり撮れたぜさっきの」
「馬鹿冗談言ってる場合かよ」
「冗談じゃねえって、てか動き出したぞ」
その言葉と同時に学校のアナウンスがなる。
『ただいま大きな荷物が届きました手の空いてる先生方至急応援をお願いします』
このアナウンスは不審者が入ってきたときの対応であった。そのアナウンスの声からも焦っている声がわかる。
「てことはみんな教室に立てこもるってことか」
アナウンス後学校全体で少しだけうるさくなったが、すぐに静かになった。
「おいおい入ってきたぞ、てかあれ正人先生じゃねえ」
見ると体育教師と男性教諭二人が向かっているのが見える。さっき警備員を噛んだあいつは立ち上がっている。
「正人先生やべーよ近寄らない方がいいよ!」
春斗は突然叫ぶ。
体育教師の男は春斗の部活の顧問で親交が深いのである。
体育教師の男は上を見ながら、何か言っている。多分注意をしているのだろう。
「正人先生後ろ!」
言うが早いかそいつは肩をかみ砕かんとするように噛んだ。
肩からは血が大量に噴き出すなか体育教師は右で殴りつけるがそれでも離れないそいつを地面にたたきるけるようにして倒れ剥がした。
もう一人の男性教諭が近寄り手当てしようとするがさっきまで倒れていたはずの警備員が動いていてその男性教諭に噛みつく。
そのまま卒倒してしまう。
体育教師は最後の力を振り絞って叫んだ。
「逃げろ!」
その言葉にどこかの教室で悲鳴が起き、それが連鎖して混乱を呼ぶ。
学校中が暴動でも起きたようにうるさくなる。
「春斗俺らも逃げんぞ」
今度は俺が声をかける番だった。
だが、俺の呼びかけが聞こえないのか固まっている。
俺は思いっきり頬を殴る。
それによろめき春斗は倒れる。
「何すんだてめえ!」
「起きろやさっさと俺らも逃げんぞ」
春斗は呆然としながらも理解して逃げるために扉を開け逃げようとし、階段を下りかけてこの暴動のような人の数に足を止める。
人がごった返していて我が先誰もが譲らないといったように中々進まない道ができていた。
俺はすぐに春斗の腕を引っ張り屋上に戻ってくる。
屋上にあった薄汚れたロープを使い扉をあかない様に柱に巻き付け固定する。
「どうすんだよ。もう俺たちは終わんのか」
「落ち着け馬鹿」
そうだこういう時こそ落ち着いて行動しなければいけない。
「取り合えず今は現状の整理をしよう。どうせこのまま下に行こうとしても身動きが取れないまま奴等の餌食だ」
そうだこのまま下に行っても死あるのみだ。ならもっと動きやすくなるまでここにいるのが賢明なん判断だ。
「それに春斗今日のお前には感謝しねえといけねえ」
俺は奴の胸ポケットに入ったものに指を指しながら告げる。
「俺たちは今情報が簡単に手に入るものを持ってるんだからな」




