通話
「あ、きこえる?」
「うん、ごめん寝てた」
「あ、寝てたんか、起こしてたらごめん」
「いや、全然いいよ。十五分仮眠とるつもりが、三十分くらい経っててそろそろ起きよっかなーって思ってたところだったから」
「あ、そうなん」
「うん、で、どうしたの?」
「今度、帰ってくるっちゃろ?何日くらいになりそう?」
「あー、もう新幹線取ったから教えるね、二十日の夕方には駅に着く予定」
「おっけー!次の日何か予定ある?」
「うん、二十一は、友だちと会う約束してるから……昼過ぎから高校にも行くかもしれないし」
「じゃ、その次は?」
「二十二日は、何も予定入れてないよー。カラオケとか行く?」
「うん!三人でカラオケ行こう!あとでグループに送っとくね」
「了解……そうだ、これ言ってなかったんだけど」
「ん、どうした?」
「大学院、合格しました」
「え、おめでとう!あの、行きたいって言ってた研究室?」
「そうそう」
「えーよかった。専攻は何になると?」
「×〇□。▽▽先生で調べたら出てくると思う」
「おおお、それは面白そう。よかったね!」
「うん、ありがとう」
「え、もうパパとママには言った?」
「あーいや、これから家族グループに送るところ」
「そうなんだ、じゃあまだ言わんどくね」
「うん、ありがとう」
「そういえば、全然話変わるんだけど」
「ん」
「最近、ゲームしよる?」
「あー、PCゲーとか?ボードゲームは時々、大学の友だちと集まってやるけど……」
「やっぱ忙しいよね」
「うん」
「こっちも最近全然できてないな」
「いやーそうだよねー。高校生の頃も忙しかったはずなのに、めちゃくちゃやってたんだね」
「まあね、睡眠時間は削ってたような気もするけど」
「それはそう」
「♢♢のアカウント、まだ同じの持ってる?」
「うん、消してないよー」
「そっか、じゃあ、今度それもやる?」
「いいね、マルチプレイ」
「やった、楽しみにしとこ」
「そろそろ出かけるかも」
「あ、了解。またね」
「またー」




