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ここが終の住処?


何やら突然意味深な言葉をかけられたが、扉が開かれた以上そのことについて問いただすわけにもいかず……

アイリスはルアンの言葉を一旦忘れることにして、広い書斎の奥に座る人物の方へ目を向ける。


すると部屋の主人は湯気が立ち上るティーカップを手に持ったまま、目を丸くして2人を見ていた。


「おや?」


高価そうな革張りの椅子にゆったりと座り、シルバーグレーの髪を綺麗に整えている老人。

彼から漂う優しそうな雰囲気はどことなくトーマスさんに似ていた。

しかし彼の身なりは平民とは明らかに違って、いかにも高級そうな黒のジャケットにおしゃれな模様が施された薄緑のベストを着ており、その見た目からして上品な雰囲気や高貴さが溢れている。

顔立ちだって若い頃はさぞ女性にチヤホヤされたでしょうねと思ってしまうくらい良い年の重ね方をした甘いマスクで、まさに絵に描いたような老紳士。

いや、若い頃だけではなく今でもご婦人方にモテるのではないだろうか。


やっぱり生まれから高貴な人は纏う雰囲気も平民とは違うんだなぁ……


そんなことを思いながら見惚れるように部屋の主人であろう老紳士を眺めていると、彼はティーカップをそのままお皿の上に戻し、まるでやんちゃな子供を見守る先生のように優しく微笑んだ。


「ルアン、ノックもしないで入ってくるなんて相変わらずだね」


「優雅にティータイムですか、相変わらずお元気そうですね」


経験値の差なのか、所長はルアンの無礼をものともしない余裕のある態度でアイリスたちを迎えた。

しかしそれに対してルアンはフンと鼻であしらうように挨拶(?)を返していて、相変わらずその表情は仏頂面のまま…というか、どこか不機嫌そうにさえ見える。


まぁ、部屋に入る前もルアンはこの人当たりの良さそうな人を狸ジジイ呼ばわりしてたくらいだ。

普段から何か彼に対して不満を持っているのかもしれないが……この場所で一番偉い人にこのような態度をとるのは正直見ている方の肝が冷えた。


この人、神経図太すぎじゃない?


アイリスは過去の自分の態度を棚上げして初対面の時と変わらず無愛想なルアンの姿に感心すると同時に、それによってこちらに何らかの被害が及ばないかと心配になってきた。

流石に初日でクビになるのだけは勘弁願いたい。


しかしそんなアイリスの気持ちなど理解する気もなさそうなルアンは「一緒にお茶でも飲むかい?」と誘ってきた所長に対してイラつきを隠さないまま言葉を続けた。


「私はあなたと違って忙しいので、さっさと本題に入りましょう。

実は今日来たばかりのこの新入りが面白いものを持ち込んできたので報告しにきました。

薬の効果は飲んだ方がわかりやすいと思うので、飲んでください」


「ほう……」


若干棘のある言葉を放ちつつ、ルアンは先ほど薬瓶を入れた木箱を2メートルほど離れた所長の机まで歩いて置き、元の位置へと戻ってきた。

そしてそれをすんなりと受け取った所長は胸元に刺していた老眼鏡をかけてからその箱の蓋を開き、中から紙と青い薬を取り出した。


「これは、疲労回復薬か。

まぁルアンがわざわざ私の元に来たのだから、普通ではないのだろうな」


そう愉快そうに笑った所長はその薬の蓋を開け、躊躇いなくその薬を一気に飲んだ。

その飲みっぷりにアイリスは色んな意味で驚き、思わず声を出してしまう。


「え」


普通は新しい薬を飲む時ってもう少し躊躇うものじゃないの?

そんなに一気に飲んで咽せたりしないのか?

そもそも今の飲み方で味わかったの?


アイリスの中で次々と不安や疑問が湧き出てくるが、偉い人に向かって直接聞ける勇気があるはずもなく、アイリスは手に汗を握りながら彼の反応を待った。


どうかいい反応が返ってきますように…


その願いが通じたのか、薬を飲んだ所長は感動したような声をあげた。


「おお!コレはすごい。味も飲みやすいし、疲労感が消えていく……興味深いね」


そう言って、ニヤリと悪どい笑みを浮かべた彼の姿はまさにルアンの言っていたとおり"狸ジジイ"そのもので……それを見た途端背筋が凍るような感覚に陥った。

まるで見てはいけないものを見てしまった感じだ。

しかし彼がそんな表情を見せたのはほんの一瞬で、アイリスが瞬きした後には元の優しそうな微笑みに戻っていた。


え?なに今の、幻??


そのあまりの変わりように、もしかして今のは幻覚かもと自分の目を疑わしく思いながら目を擦って所長を見ると、彼もまた、アイリスへ視線を向けた。


「初めまして、お嬢さん。

私はカルエド・セイアスといってね、数十年前の立ち上げからここの所長を務めているんだ。

所長でも何でも好きに呼ぶといいよ。

それで…もしよければ、君のことも教えて欲しいな」


君のことも教えてほしいなって……そんな甘い微笑みと低い声で聞かれたら年の差があるとはいえ勘違いする女も現れるんじゃないの?

私は断じて違うが、世の中には枯れ専という性癖を持った女性もいるのだ。

彼にはイケメン老紳士としての自覚を持ってもらいたい!


…なんてことを思ってしまうほど変に甘ったるい自己紹介の求め方をされ、なんだか恥ずかしくなる。

しかし研究所で1番偉い人の求めに応じないわけにもいかず、アイリスは緊張しながらも、とりあえずルアンに伝えたのと同じような当たり障りのない自己紹介をすることにした。


「あ、アイリスと申します。2週間ほど前にトリアット王国からこの国へ来て、薬師として働こうとこの研究所に来ました」


「ほう…わざわざ遠いトリアット王国から。

こんな若い女の子が1人で長旅をするなんて、大変だっただろう」


「いえっ、旅先で色々な方に助けていただいたので」


実はトリアット王国から出国したわけではないアイリスは動揺しつつも、愛想笑いを浮かべながらなんとか誤魔化した。


何故だろうか?

何気ない自己紹介のはずなのに、何かを探られている感じがしてとても居心地が悪い。

まぁ居心地が悪いのは嘘をついているからかもしれないけど、なんとかしてこの追求を避ける方法はないものか……あ、そうだ。


アイリスは隣に立つルアンを見た。

この2人はお互い砕けたやり取りをしていたが、ルアンに対して所長は怒るどころか仕方のない子だとでも言わんばかりに微笑んでいた。

その姿はまるで祖父と孫…いや、2人の顔はあまり似てないから師弟関係かも。


そこまで考えたアイリスはこれ以上の深掘りを避けるため、あえてその話題を自分から振ることにした。


「あの、お二人って師弟関係とかなんですか?」


「違う」


「おや、よくわかったね」


これはどっちが真実なの?


一方はものすごく嫌そうな顔をしているのに対し、もう一方はものすごく嬉しそうな顔をしているのを見て、アイリスは首を傾げた。

ますます真相がわからない。

これはどうしたものかと考えていると、その嫌そうな顔をした方のルアンが渋々といった感じで口を開いた。


「助けてもらったのは事実だが、師弟関係ではない。俺は独学で学んできた」


「悲しいね、そんな風に言われるとは。

私なんて独身なのに一時期君を養子にしようか考えたくらいだっていうのに……本当に、もし大公の位が一代限りじゃなかったら君に譲ってたよ」


惜しいなぁと残念そうに言うセイアスに、貴族のことなど全く知らないアイリスはキョトンとする。


へぇ…大公の位って一代限りなんだ……


……ん??た、たいこう?


それって、皇帝の兄弟に与えられる、貴族としては最高位の爵位では?


「も、もしかして、セイアス所長は、皇族に連なる方なんですか?」


震える声でそう聞くと、セイアスは「そうだよ」とすんなりと肯定した。


「あぁすまない、君は他国から来たばかりだから知らないんだね。

実は私は先先代の皇帝の弟で、今の皇帝陛下にとっては大叔父にあたるんだよ」


カル兄の大叔父!?

そう言われてみれば、カル兄にどこか似ている…よう、な?

でも、所長は新聞の写真に写っていたカル兄とは真反対の、人懐っこそうな甘い雰囲気漂うイケメン老紳士だし……


あ、でも、私の思い出の中のカル兄と所長は結構似てるかもしれない。

特に笑った時の目の細め方とかはそっくりだ。


ふと昔のことを思い出してなんだか切ない気持ちになっていると、セイアスが突然良いことを思いついたかのように言った。


「そうだ。この薬、陛下にも試してもらおうかな」


「うぇ!!??」


ちょっと待て、カル兄にそれを飲ませるの?

あまりに突拍子もない提案によって一気に現実に引き戻されたアイリスは思わず奇声を上げてしまう。

そんなアイリスの姿に、セイアスは不思議そうに首を傾げた。


「おや、嫌なのかい?

もし陛下に薬を飲んでいただけたら、薬師としてはこの上ない名誉だと思うのだが」


「いや、嫌というわけではないのですが…」


害があるものでもないし、なんなら政務などで疲れているであろうカリアードにはピッタリな薬だ。

だけど…疲労回復薬は幼い頃の私が初めて作った薬であり、実はカル兄との思い出の薬だったりする。


遠い昔、私は疲労回復薬の試作品を何回かカル兄に飲んでもらったことがあるのだ。

何回も失敗して作るのを諦めそうになった私がこの薬を完成させることができたのは、カル兄の励ましのおかげだった。


『…!美味しいじゃないか、アリーは天才だな』


ついに成功作ができた時。

興奮するように私をギュッと抱きしめたカル兄の姿も声も、いまだに鮮明に思い出すことができる。

それくらい、私にとっては大事な思い出なのだ。


だからカル兄も、この薬を飲むことで私のことを思い出してくれるかもしれない。

もしかしたら気づいたカル兄の方から会いに来てくれるかもしれない。


…でも、そうならなかったら?

勝手に期待した私は、きっと傷つくことになるだろう。


だけど、私のことを覚えていて気づいてくれる可能性も半分はあるわけで……


私は結局、どうしたいのだろう?


なんだか考えれば考えるほど自分の気持ちがよく分からなくなったアイリスは、何も言えずにすっかり黙り込んでしまった。


その様子を見ていたルアンは何かを察したのか、面倒くさそうにため息を吐き、口を開いた。


「別に、お前がそこまで気負う必要はない。

閣下はまるで決定事項のように言っているが、そもそも俺はあの氷帝が普段交流のない人間の差し出す薬を飲むとは思えない。

激しい後継争いで毒が日常的に横行していた城内で一度も体調を崩したという噂すらなかった方だ。

他人から渡されたものは基本的に口にしないだろうな」


「ハハハ、確かにルアンの言う通りだ。

今回の皇帝陛下はかなりガードが固そうだし、私が献上しても無駄かもしれないね」


「そう、なんですね…」


その話が本当なら、カリアードが薬を受け取っても飲む可能性は低いだろう。

それは良かったような、悪かったような……

なんだか複雑な気持ちになりつつもとりあえず安堵するアイリスに、薬瓶とレシピを丁寧に箱に戻していたセイアスは「そういえば」と何か思い出したように声をかけた。


「アイリス。この薬の作り方だが、一体どうやって思いついたんだい?」


ここに来る前まで何か研究をしていたのかな、と笑顔で尋ねるセイアスに対し、アイリスの身体は一瞬で凍りついた


「あ…えっと、それは……」


ヤバイ、どうしよう。


「それ、私が思いついたやつじゃないんです。

先祖から代々受け継がれてるレシピなんですよ〜!」


…なんてこと、言えるはずがない。


アイリスは小さい頭を高速フル回転させる。

考えろ、考えろ私。

それっぽい理由を捻り出せ!!


しかし当然のようにたった10秒そこらで立派な嘘など思いつくはずもなくて……

結局、アイリスはまるで幼子みたいなことを言ってしまった。


「私、蜂蜜漬けのレモニーが大好物で!

疲労回復薬にも入れたら美味しくなるんじゃないかなぁ?って思いつきで試作した結果、偶然出来ちゃったんですよ」


表向きはえへへ、と笑っていたが、頭の中では「そんなわけあるかぁ!」とセルフツッコミが炸裂していた。

大好物入れたら味も良くなって偶然上手く出来たなんて、薬師としてはあまりに知性に欠けた現実味のない馬鹿げた答えだと分かっている。

だけど短い時間かつ賢くない私の頭ではこれしか思いつかなかったのだから仕方じゃないか!

そうやって脳内で勝手に言い訳を始めていると、隣から吹き出すような声が聞こえた。


「ブハッ…ククッ」


アイリスの予想外の解答に、正面のセイアードは質問した時の笑顔のまま無言で固まり、ルアンは面白さのあまり吹き出して手で口を押さえながら笑っていた。


穴があったら今すぐ入りたい……


恥ずかしさでじわじわと顔が真っ赤になるのが熱で分かって、アイリスは咄嗟に顔を両手で隠した。

その様子を見ていたのか、ついに笑い声を隠す気をなくしたルアンは堂々とアイリスをバカにしはじめた。


「クッ…アハハ!やっぱりお前馬鹿なんだな!」


「なっ……」


コイツ、人の失態を笑う最低人間め!!


悔しさのあまり唇を噛み締めたアイリスは、指の隙間から怨みがましい視線をルアンに向ける。


絶対に許さない……


顔は死ぬほど熱かったが、心の中では猛吹雪が吹いていた。


「…ルアン、そこまでにしなさい。

どのような経緯であれ、素晴らしい薬が誕生したのは良いことだ。

どれだけ真面目に研究を続けようと実績を残せない者も沢山いるのだから」


アイリスの羞恥心もしくは殺意が伝わったのか、セイアスがルアンをそっと嗜める。

そしてそのまま、彼は優しい瞳でアイリスを見た。


「それに、君はとても若いだろう?

優秀な薬師の下で学べば、この研究所で今後更に活躍してくれるはずだ。

だからルアン、彼女のことは頼んだよ」


その言葉に、ルアンは当たり前だと言わんばかりにフッと鼻で笑う。


「貴方に言われなくとも、ウチの研究室に入れるつもりです。

こんなに面白い奴は中々現れませんからね」


「いやぁ、こんなにワクワクするのは君と出会って以来だよ。本当に成長が楽しみだ…

アイリス、医薬研究所は"いつまでも"君をサポートするからね」


ルアンの言葉は褒めているようでどこかアイリスをバカにしているような雰囲気があってムカつくが、所長のアイリスに対する純粋な期待は嬉しく思った。


しかし、何故だろうか………

セイアスが満面の笑みで強調するように言った『いつまでも』という言葉がやけに引っかかるのは。


「い、いつまでもですか?」


「もちろん。もうここは君の家も同然だし、私たちは家族のようなものだよ」


い…家に、家族のようなもの??

相変わらず穏やかな笑顔でそうキッパリと言い切ったセイアスから、アイリスは謎の圧を感じた。

そしてふと、先ほどルアンに言われた言葉を思い出す。


もしかして、『ここがお前の終の住処だ』って言ってたのって……

アイリスはその言葉に隠された意味にようやく気づき、その恐ろしさに震えた。


まさか、この研究所は私を死ぬまで離さないってこと!?


「そうだ、急いでアイリス用の白衣を用意しないとだね…早速素晴らしい実績を残してくれたことだし、二等職員からでいいかな」


「確かに、ある程度地盤を固めるためにもそれがいいかもしれないですね」


遠回しな一生監禁宣言に怯えている間に、トントン拍子で決まっていくアイリスの今後の処遇。


あぁ、研究所の子飼いにされる手配が整っていく…って、今二等職員って言った?

たしかそれって上から二番目の……いやいやいや、聞き間違いだよね!?

ていうか地盤を固めるためってなに!?


突然の二階級昇格とどこか不穏な言葉に混乱していると、セイアスはさらに追い討ちをかけるように言う。


「それじゃあアイリスの白衣が準備できるまでは今着てるルアンの白衣を使ってもらおう。

見た感じブカブカだけど、なんだか君の弟子って知らしめてる感じがして可愛いしね」


セイアスは視線をアイリスの頭から足元まで落とし、笑みを深める。


え、白衣はさっき脱いだはず…って……


「脱ぐの忘れてた!?」


急いで研究室を出たため脱ぐのを忘れ、既に身体と一体化していた白衣の存在。

通りでさっきやけにすれ違う職員たちの視線を集めていたわけだ。

そりゃ新人のくせしてさっきまでルアンの白衣を我が物で着てルアンの側を歩いていたのだから、目立たないわけがないですよね!!


なんだか恥ずかしすぎて、また穴に入りたくなった……

このままだと羞恥のあまり豪華な所長室に大きな穴を開けかねないと思った私は、当初用意してもらえるはずだった予備の白衣をもらえないかと必死に抵抗…お願いすることにした。


「あの、名前の付いてない予備白衣を用意してもらうことって出来ないんですか?

きっとルアン様の白衣を借り続けるのはご迷惑でしょうし、その方がいいと思うんです!」


「予備はたくさんあるから別に構わない」


「…はい?」


何言ってんだこの人。

あなたが構わなくても私が構うし、頼むから黙っててよ!


怒りのあまり思わずそう叫びそうになったが、言い出しっぺの所長の手前。

グッと拳を握って堪えきった。


一体何故なんだ!?

あんなに憎たらしい態度をとるくせに、白衣を貸す優しさはあるなんて!

だったらその優しさはもっと別のところに使ってほしかった……いやマジで、もっと他にあるでしょ。

もしかしてこれ、優しさのフリをした嫌がらせなんじゃないの。


ルアンによる意味のわからない援護射撃に絶望していると、突然セイアスの愉快そうな笑い声が部屋に響いた。


「ハッハッハ、愉快だね。

これからはもっと騒がしくなりそうだ。

まぁ、アイリス、これもきっと運命だ。

人々の健康のため、薬学の発展のため…これからもどうかよろしく頼むよ」


そんな言葉と共に差し出された手を見て、アイリスは考える。


私、初っ端から色々と間違えたのかもしれない……


しかし、後悔先に立たず。

それに、ここで働くことがアイリスにとってプラスであることもまた事実だった。


「…よろしく、お願いします」


私は潔く観念して、引き攣った笑みでその手を握る。


そしてアイリスは無事"終の住処"を手に入れたのだった。


……あぁ、逃げたい。


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