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(二)-7

「お前、それは本当か」

「ええ。でも、奥さん急いでいたみたいだったから、詳しい話は聞きそびれたけど」

「なんだ、それなら部屋を開けてもいいんだな」

「電話で聞いてみた?」

「ああ。でも出ないんだよ、奥さんも旦那さんも。しかも奥さんがそう言っていたのだろう」

 そう言って管理人の旦那さんは、後ろに立っていた奥さんにそう告げて、有井たちの方へ向き直った。

「ということで、開けましょう。鍵をお貸しすることはできませんが、私が鍵を開けに行きますので」

 そう言うと、管理人は鍵を取り出して管理人室から出てきた。

 そうやって、有井たちは管理人さんの先導で、十一階にある依頼人の部屋へと向かった。


(続く)

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