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母性
『朝だらけの夜』
夜、太陽の光は私たちを照らした
その光はいつの光?
夜、南からの風が私たちを扇ぐ
その風は暖かい
夜、波の音色が私たちの子守歌
押された波は蜜柑色
『母性』
求めてるなら受け入れるけど
貴方は私を目にも入れない
「わかってるから、わからないの」と
吐き出せたなら 君に
髪は桃色でどうにも切れない
君の左手は異様に冷たく
匂いばかりが纏わりついて
鼻をかすめる 匂い
夢のなかならいいのでしょうか
わたしが望む わたしの世界
嬉しかったと口にできない
君が酔ってた 三年