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魔女と命の指輪  作者: 石楠花
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プロローグ

初めて書くので見苦しいとは思いますがなるべく頑張りやす。全然医療とは関係ないです。

この病院には魔女と呼ばれる医者がいる。自殺未遂や交通事故など怪我によって搬送されてくる患者がどれだけ重症でも、魔女と呼ばれる医者がいるだけで必ず息を吹き返すらしい。


 魔女の由来は、必ず女医が魔女になり、老けるのが他の人間よりも少し早いかららしい。

 確かに今魔女と呼ばれる医者は40代後半にも関わらずどことなく覇気がなく、化粧で隠しきれないくらいのしわがあった。

 おばあちゃんと呼ばれても仕方がないくらいの女性だった。


 だが、そんな先生をみんなが慕っているし、実際に私も見たことがある。

 山で転落して頭を強く打ち、かろうじて息はあるがもう手遅れだろうとその場にいた全員が思っていた患者が奇跡的に回復したのである。

 もちろんその場に彼女は居合わせていた。


 そんな奇跡を起こせる存在が魔女らしい。最初はその都市伝説を冗談半分に聞いていた研修医たちも、その奇跡を何度も目の当たりにすることによって、その魔女伝説を信じてこの病院にやってくる。

 

 無論私もその一人だ。


 新人として病院に勤務することになった時に、その魔女はとても親切にしてくれて一緒に食事に行ったりする間柄になった。


 




 新人の頃から気づいたらもう6年もこの病院に勤めている。

 2年前に行った数合わせの合コンで付き合うことになった彼との結婚を考えながらいつも通り勤務していると、急に院長室に呼び出された。


 








 この日私は、人間を辞めた


 

 

 


 

 


 

読んでいただきありがとうございます。

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