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追放された【折り紙使い】は同級生と旅をする  作者: 小説家(仮)/折紙伝道師
第二章:第二編
28/28

死神の覚醒/慈愛の神の覚醒

三章が始まる前の重要(?)な回です。あと短めです。悪しからず。

死神の覚醒↓


その男・・・死神は、引き出された力(・・・・・・・)が自分の力じゃないことに対する怒りと、自分の力がそろそろ引き出されることに対する歓喜、そしてその者の情報に対する驚愕に震えていた。


(やっと邪神の統治が終わるか。我と慈愛神アリスの息子が、我以上の死神の(・・・)力を解放し生意気なリリスを殺す、か。だが犠牲者が多すぎる。精神の支えた二十四人の半分が死に、生き残った十二人も・・・)


そう考えて、気配を霧散させた。


・・・まだその時ではない。まだ解放してはならない・・・


それは自分の、白霧(・・)雄斗としての願い。そして、神々としての願いなのだから・・・


慈愛神の覚醒↓


その女・・・慈愛の神アリスは、宿主の情報を確認して喜んでいた。


(まさか(わたくし)の産んだ息子が、宿主の少女の夫だなんて嬉しい誤算だわ。死んでもあの人(・・・)と共に歩めるのだから。あっちもそろそろ覚醒する頃だろうし・・・)


私は、夫ユウトと生涯を共にすると決めた。そして私とユウトが死に、永遠の別れを告げたはずなのに・・・


(宿主の少女の夫は、死神の力を間もなく発現させる。私の宿主少女も間もなく慈愛神の力を発現させる。・・・でもこの子なら、私の力をうまく制御できるだろうし・・・)


そう考えて、力が引き出された・・・



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