表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
追放された【折り紙使い】は同級生と旅をする  作者: 小説家(仮)/折紙伝道師
第二章:第二編
24/28

空を飛ぶ折り紙使い/『勇者殺しの廃遺跡』再び

書き方を少し変えました。一度に二話分(?)が読めます。

空を飛ぶ折り紙使い↓


カンナと結婚することになった翌日、俺はみんなに全員で優羽たちに会いに行こうと伝え、三人からの承諾が降りたので全員で優羽たちに会いに行くことになった。


「優羽たち、元気にしてるかな?」

「私達が結婚することになったって言ったらどうなるかな?」

「流石に驚くんじゃない?」

「私もそう思う。」


まぁ、そうなるだろう。とりあえず・・・


「カンナ、こっちにおいで。」

「うん。」

「ちょっと失礼。」


そう言ってカンナを横抱きで抱える。カンナは「ひゃっ」と可愛い悲鳴を出しつつ服にしがみつく。とりあえず飛ぶために二人に伝える。


「ハナ、アヤ、俺に捕まって。」

「え?う、うん。」「は〜い♪」


お互い返事をして俺の服にしがみ付く。


「じゃあ行くぞ。『大天使の翼』」

「え、えぇ!?そ、空を飛んでる!?」

「多分着くまで落ちない・・・と思う。」

「すごいすごい!!夢が叶った!」

「・・・」

「どうしたカンナ?」


珍しくカンナが終始無言だ。どうしたのか?と思いつつ目を向けると縮こまったカンナがいた。


「私、高所恐怖症なの・・・うぅ、怖いよぉ・・・助けてタツト君。」

「マジか・・・ごめんなカンナ。しばらく我慢してくれ。」

「・・・分かった。」


そして五分後、優羽達の元に着いた。


「みんな、これから模擬戦を開始す・・・ん?おお!タツト。カンナとハナとアヤも久しぶり。元気にしてたか?」

「元気にやってたよ。そう言う優羽達は・・・なんかあったのか?」

「ああ、実は・・・」


そこから優羽の口で衝撃的なことを聞いた。

曰く、優羽達二十人の内の半分の十人が『勇者殺しの廃遺跡』に送られたらしい。そこには優羽の双子の妹である 聖華せいかも含まれていたらしい。そして既に二人が死んでいる。なんで分かるのか聞いてみたところ、勇者には仲間の生死を確認できる能力があるらしい。その能力で、二人の死亡が確認されたっぽい。


「分かった、行って欲しいんだろ?」

「ああ、だが・・・」

「分かった。すぐに行ってくる。カンナ、アレ(・・)を頼む。」

「分かった。」

「え?」


優羽が驚いてる時に、俺は、再び『勇者殺しの廃遺跡』に着いていた。


『勇者殺しの廃遺跡』再び↓


俺は『勇者殺しの廃遺跡』に着いた後、上から攻略する。まずはラーゼンだな。


「我は魔神ラーゼン。童、いざ尋常に・・・」

「邪魔だ!!」

「ガアアァァ・・・!?」


魔神ラーゼンを上下で切断して殺した。そして、続く第二層から第四層も瞬く間に攻略して第五層に出る。ここに居るのは分かっていたため、すぐさま『魔力()知』を使用する。ちなみに、魔力探知とは対象者の魔力を探し出す魔法だ。


「『魔力探知』・・・見つけた。反応が・・・ものすごく弱々しくなっている。アレ(・・)をそろそろ作るか。」

(『万能変化:空間魔法『転移』変化』・・・空間魔法『転移』行き先:稲野聖華の周辺 発動)


俺は、聖華の元に着く。そして、衝撃的なことを聞いた。

―自分達は、もう勇者では無い。と―


読んでいただきありがとうございます。よろしければ、評価とブクマ登録をお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ