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追放された【折り紙使い】は同級生と旅をする  作者: 小説家(仮)/折紙伝道師
第二章:第二編
23/28

お怒りカンナの説教(?)

ちょっと恋愛要素が満載(?)です。

では、どうぞ。

翌日、朝食を食べていたらアレが現れた。魔王が二体こっちに向かってくる。


「『ホーリーエリア』『ホーリーサイクロン』討伐完了っと・・・マジ?」


食事中に襲撃を受けたので、一瞬で俺が・・不機嫌になる。


「・・・大丈夫?」

「あぁ大丈夫だ。・・・ちょっと出かけてくる。」

「え?・・・う、うん。分かった。」


とりあえず、魔王十体を殲滅するべく俺はちょっと外に出た。

そして魔王達の元に行きながら、無属性ナイフを百本用意する。そして魔王達の元に着き、ナイフを追尾状態モードにして、魔王一体に十本ずつのナイフを追尾させる。ちなみにこれだけで八体の魔王が倒れた。よっわ。


「何者だ!」

「お前達の標的だ。死ね『ホーリーサイクロン』」

「何だと!?失われた・・・聖属性魔法だと!?くそっ・・・化け物か・・・。」

「お前達には言われたく無いね。『折り紙転移』」


そして戻ってきたが、すぐに超・怒られた。


「「「タツト、正座して!!」」」

「どうしたんだよいきなり。俺が何をやっ・・・」

「「「せ・い・ざ!!」」」

「・・・は、はい・・・。」


ここから地獄の説教が始まった。


「どこ行ってたの?」

「・・・街の外。魔王を倒しに行っていた。」

「え?」「は?」「・・・え?」


そうドストレートに言うとカンナが泣きついて来た。


「なんで、なんで私達に・・・伝えないんですか!!もっと私達を信用して下さい!!二度と私達の前で・・・危険を、危険を冒さないでください・・・うぅ、うわああああぁぁぁん。」

「・・・分かった。もう二度と、心配させないから。ごめんな、ごめんなカンナ。」


そう言いつつ、俺はカンナの金髪を撫でる。その行動は正解だったようだ。


「うっ・・・ありがとう、タツト()。でももう先に行かないで・・・お願いだよ。」

「分かった。もう先に行かない。ずっと、永遠に寄り添い続けるから。」

「え?もしかして・・・」

「まさか!?」「先越されたぁ・・・」

「そう、プロポーズ。・・・俺と結婚して欲しい。」

「うん・・・うん!ありがとう・・・喜んでお受けします。」


こうしてカンナと俺は結婚した。挙式は挙げないが・・・これからもずっと、カンナと寄り添い遂げたい。



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