お怒りカンナの説教(?)
ちょっと恋愛要素が満載(?)です。
では、どうぞ。
翌日、朝食を食べていたらアレが現れた。魔王が二体こっちに向かってくる。
「『ホーリーエリア』『ホーリーサイクロン』討伐完了っと・・・マジ?」
食事中に襲撃を受けたので、一瞬で俺が・・不機嫌になる。
「・・・大丈夫?」
「あぁ大丈夫だ。・・・ちょっと出かけてくる。」
「え?・・・う、うん。分かった。」
とりあえず、魔王十体を殲滅するべく俺はちょっと外に出た。
そして魔王達の元に行きながら、無属性ナイフを百本用意する。そして魔王達の元に着き、ナイフを追尾状態モードにして、魔王一体に十本ずつのナイフを追尾させる。ちなみにこれだけで八体の魔王が倒れた。よっわ。
「何者だ!」
「お前達の標的だ。死ね『ホーリーサイクロン』」
「何だと!?失われた・・・聖属性魔法だと!?くそっ・・・化け物か・・・。」
「お前達には言われたく無いね。『折り紙転移』」
そして戻ってきたが、すぐに超・怒られた。
「「「タツト、正座して!!」」」
「どうしたんだよいきなり。俺が何をやっ・・・」
「「「せ・い・ざ!!」」」
「・・・は、はい・・・。」
ここから地獄の説教が始まった。
「どこ行ってたの?」
「・・・街の外。魔王を倒しに行っていた。」
「え?」「は?」「・・・え?」
そうドストレートに言うとカンナが泣きついて来た。
「なんで、なんで私達に・・・伝えないんですか!!もっと私達を信用して下さい!!二度と私達の前で・・・危険を、危険を冒さないでください・・・うぅ、うわああああぁぁぁん。」
「・・・分かった。もう二度と、心配させないから。ごめんな、ごめんなカンナ。」
そう言いつつ、俺はカンナの金髪を撫でる。その行動は正解だったようだ。
「うっ・・・ありがとう、タツト君。でももう先に行かないで・・・お願いだよ。」
「分かった。もう先に行かない。ずっと、永遠に寄り添い続けるから。」
「え?もしかして・・・」
「まさか!?」「先越されたぁ・・・」
「そう、プロポーズ。・・・俺と結婚して欲しい。」
「うん・・・うん!ありがとう・・・喜んでお受けします。」
こうしてカンナと俺は結婚した。挙式は挙げないが・・・これからもずっと、カンナと寄り添い遂げたい。
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