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追放された【折り紙使い】は同級生と旅をする  作者: 小説家(仮)/折紙伝道師
第二章:第一編
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タツトの覚醒

今回はバトル回(?)です。

「おい、そこの勇者共。我は魔王グレイス。そこの勇者では無い謎の男との決闘(デスマッチ)を申請する。」


いきなり魔王が、丁寧に決闘(デスマッチ)を申請してきた。喧嘩を売っているのだろう。なので・・・


「いいぞ。親玉自ら決闘(デスマッチ)したいのなら乗ろう。じゃあ行くぞ!」

「どんと来い!・・・ぐっ・・・おいおい化け物だな。邪女神リリス様の次に強いぞ。」


リリス?・・・まさか俺たちを召喚した女神は、邪女神だったのか?

とりあえずこいつを倒さなくては・・・


魔王が俺めがけて氷魔法を放つ。俺は魔法をステップで右に回避して空間属性ナイフ10万本を空中作成で生み出し魔力で折り紙を補充する。・・・ここまで0.5秒。

ナイフを少し受けた魔王グレイスは、傷を負っていた。だが・・・


「この傷くらいすぐ治る。」

「チッ・・・ならば、『空中作成:全属性ナイフ×1万』舞え。ナイフたち!」


俺は、火・水・氷・雷・風・土を融合したナイフを1万本放つ。今回は、壊されるか、攻撃が当たるまで魔王グレイスに集中攻撃を与え続ける。更に攻撃が魔王グレイスに当たるとナイフが爆発するようになっている。

案の定魔王グレイスは、ダメージを受け続けている。すると・・・


「我を・・・侮辱、するな!!」

「ぐっ・・・『身体強化(ブースト)』」


俺は耐えきれず、地面に尻餅をついてしまう。そして・・・


「死ね、タツト。」

「ダメッ!!」


剣が振り下ろされ、()()を深く切り裂いた。


「うあ、あああああ!!!」

「あ、アヤ?・・・アヤ!!」


咄嗟に俺は、アヤの元へ回復属性ナイフを10万本送り回復させようとしたが・・・無理だった。もう息をしていなかったからだ。


「おい、アヤ?なんで・・・くそっ!!」


そして救世主の様に俺の頭の中に()が聞こえた。


《条件を達成しました。第二職業(セカンドジョブ)【大天使:折り紙使い】を獲得しました。特性は回復・()()・聖属性です。》


「・・・職業変更(ジョブチェンジ)・・・『蘇生:アヤ・ヒロサキ』・・・大丈夫か?アヤ。」

「・・・え?私は・・・死んだはず・・・」

「俺が蘇生魔法で生き返らせたんだ。もう大丈夫だよ。」

「ありがとう、タツト君っ。」


アヤが俺に抱きついてきた。それを受け入れて、アヤに経緯を話した。

・・・そして反撃が始まった。



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