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召喚
初めての作品なので期待しないでください。
俺は折り紙が得意だ。しかし人付き合いは苦手だ。
―――
俺は白霧達斗16才。9月16日生まれで、折り紙の世界チャンピオンだ。今日は、弟子(女子)の上達の状況を確認する日である。
高校に着いたので教室へ向かう。戸を開けると、早速来た。
「おはようございます」
「あ、白霧君。」
俺があいさつすると、弟子の神倉 柑奈さんがやって来た。
「これ見て。頑張ったよ。」
「分かった。」
確認する。かなりの完成度だ。結構頑張ったのだろう。
これは・・・理想の自分かな?
「・・・合格。良く出来てる。」
「ありがとう。」
「・・・柑奈。いつも一番乗り。」
そう言うのは、神倉さんと一緒に弟子入りしてきた佐山 華さん。
「白霧君。私のも。」
「了解。」
確認する。神倉さんと同じく、理想の自分だ。これもかなり完成度が高い。
「佐山さんも合格。」
「分かった。」
無表情って。でもなんか嬉しそうだった。
「?なんか身体が軽い。」
だが次の瞬間、身体に力が入らなくなり・・・気を失った。
読んで頂きありがとうございます。