第5回、FXは優位性を考えるゲーム
FXで全戦全勝は無理です。
優位な方にベットすることが必要。(確率的に有利な方)
FXとは優位性を考えてエントリするゲームだと私は思っています。
優位性とは具体的に言って、ロングとショートのどちらにエントリーした方が勝つ確率が高いかということです。
FXトレードの全てのエントリーで利益を出すということは不可能です。
勝ったり負けたりして、そのトータルで利益を出すか損失になるかというもの。
サイコロを思い浮かべて下さい。
それを振って出た目が奇数になるか偶数になるかは、どちらも5割で優位性は同じです。
しかし、そのサイコロが重心が偏っている、いかさまサイコロならば奇数になる確率も変わってきます。その確率が51パーセントならば、奇数の方が優位性があるということになる。
そして、いかさまサイコロを使って何回も奇数に賭ければ勝率は51パーセントに収束するはず。これがFXトレードの本質であると考えます。
私がFX初心者の時は何も考えずに短期のローソク足を見てエントリーしていました。
上がりそうだったらロングでエントリーして「上がって下さい」とお願いする。そして、それが下がってしまうとガッカリして損切りする。運良く上昇しても、すぐに下がるんじゃないかと心配して利益確定する。するとレートは天井知らずに上がってしまい、「ああ、もう少しガマンしておけば良かった」と後悔する。
お願いエントリーにガッカリ損切り、そしてチキン決済。そんな繰り返しでした。
それではダメで、まず200EMAで長期的なトレンドを見る。さらに短期的なEMAを見て、長期的なトレンドと同方向になったときにエントリーする。そのような方向で行こうと思っています。