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君がいなくなった日  作者: 坂本晟治
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かるたを通した想いの繋ぎ - 序歌

西暦2014年、春の訪れが佐々木ダニエルの高校生活の初めの鐘を鳴らした。

「今日から待ちに望んだ高校生活の始まりかー!どんな人と出会えるのだろうな。」鞄を手に取りダニエルは道に足を踏んだ。



「俺がこのクラスの担任になったからにはバシバシやってゆくのだからな。他のクラスでできることでもこのクラスでできるとは限らない。」

教師はイスから立ち上がりこう述べた。

「ここは進学コース、だから大学進学を第一に、火曜、水曜と木曜は学習クラブがある、これの参加は必須。仮に部活に入ったとしても学習クラブの後半の時間に必ず出てもらう。とりあえず今日はこれで以上、気をつけて帰ってください。」

だが、鐘はまだ鳴っていた。


初回のクラス集合が終わったところで、ダニエルは興味が持てそうな様々な部活のパンフレットを見始めた。すぐに目に入ったのが茶道部、彼は昔から自分の日本人の部分にこだわっていて日本人でありたかった。だから彼は茶道部に興味をもったももの、いくつか見学を試みたが、いつも閉まっていて活動が行われてなかった。


見学を試みて七回の末に、1年前に新しく作られた競技かるた部が目に入った。


「小倉百人一首?」

この時にある女性との思わぬ出会いが彼の人生を変えることとなる。しかし、彼はまだ知らなかった。鐘の音が増幅した。

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