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第4章 夢と願い

「心の夢」


人の心は読み難きかな


人の愛、愛に非ずして


人の憎、憎に非ずして


げに人は自らの心をも知らず


ああこれが実相ならば


人生は夢なりや幻なりや


人は己の慾にのみ従ひて


ああ人は人の喜びを喜びとせず


自らを苦しめるとは何の為ぞ?


夢なら醒めよ この人生


ああ夢なら醒めよ このいのち




「飛翔」


夢の間を縫って駆け巡ってきた我が命


求めるものはどこにある?


鎮める神々に真紅の酒を捧げて


これまで苦しめてきた


すべてを超え


たかくたかく


もっとたかく飛べ!



挫折と栄光の間をさまよってきた我が命


得られたものに何がある?





「肉の願い」


死せよ 成れよ


我が肉の願いよ



叶うことのない肉の願いよ


彼のものがお前を吸い尽くすまで


肉たることをやめよ



悲しきことが命ならば


嬉しきことは死たるとは


我が二度目の産声ならば


死せよ 成れよ 


我が肉の願いよ




「私の望み」


私の生のセンチメンタル


これがお前を望む


お前の輝ける目が


私の背すじを中心とした五体を石化する


ああ どうかお願いだ


そこを去らないでおくれ


いや、きっぱり消えてくれ


自由の女神の命令だ・・・




「言葉の優しさと怖さ」


言葉よ

お前は素晴らしい。

お前のおかげで

私はいろいろな人といろいろなことを語ることができる。

私がふと目にした路傍に咲く花の話も出来るし、

誰にも体験したことがないような感動も伝えることができる。


言葉よ

お前は力強い。

お前のおかげで

私はいろいろな人の心を動かすことができる。

悲しんでいる人を慰めることができるし

昔の人の知恵を伝えることだって出来る。


言葉よ

お前は優しい。

お前のおかげで

私はいといろな人と心を通わすことができる。

長年つきあっても一度も裏切ったことがない

友達を作ることができたし

心の美しい恋人を得ることも出来た。


しかし言葉よ

お前は恐ろしい。

お前のおかげで

私は多くの人の心を傷つけることになってしまった。

何気ない不用意な言葉で優しい友の心を苦しめたし

最愛の恋人に心にもない言葉で別れを言ってしまった。


どうか言葉よ

私を導いてくれ。

お前の力でこれからは正しく伝えさせてくれ。

お前の力でこれからは勇気を伝えさせてくれ。

お前の力でこれからは人に優しく伝えてくれ。


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