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第3章 夏に寄せて

「夏の日」



喜びは素直に消えていった


あの木々の間に浮かんでいる


雲の中へ。


真夏である。だが南風は快く


全身をなでてくれる。


陽光は明暗をくっきりとして


鳥の声はまるで噴水のように


さわやかだ。


僕は今ここにいる。


だがこれほど不確実な存在もない。


相変わらず風は心地よい。最高だ!



「夏の恋」


白さを誇る雲


それを押し流す白南風


優しい草の下に山の黒土


揺れているうっとりと 緑の木々


ああ海を見れば帆船いくつか


空に聞けば絶えまない鳥の声


そしてさらにお前がそこにいるのだ


いったいこれはどうしたわけだ


この世は罪なほど美しいではないか!




「夏の悲しみ」


さながらに


君との愛の如く


悲しみ勝ちて


波をけり


命おもいて 叫べども


こだまも帰らぬ 


夏の海




「君と見た夏の景色」



夏の日の


風鈴の


南風。



空青く


雲白く


陽は強し。

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