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白銀の黒帝  作者: 八木恵
2章:学園編
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合宿前の出来事②

グランが合宿の説明で興奮しているのをよそに、シュンの索敵にイアンがひかかった。 


念話で合宿の話をすると、案の定、俺の様子を見たくて自分たちから立候補したとの事だ。

当日、俺を見て隊長とかいうなよて伝えたところで、何かは聞いてないが3,000体の討伐任務があるとの事。 場所が遠いから、今から出て夕方になるが俺が一緒に行けば転移で行けるから行くかと聞かれた。 俺が、殺しの誘いにいかないわけはない。 

放課後合流する事を約束して、イアンとの念話をきった。


そして、リンとの念話。

シュン:「放課後、イアン達と3,000の討伐にいく。 リンもいくか?」

リン:「われもいく。 魔物はなんだ?」

シュン:「あー、聞き忘れた。 さすがに、クリスビーベアーじゃねーだろ。 熊、3,000が襲ってくるって考えるとなー]


リンが、「はは」と声を出して笑ってしまった。 熊3,000が襲ってくるのを想像したらしい。。


既に、授業中だったので、リンの笑い声は目立ってしまったようだ。 


「ノーマス、どうした? シュン、何かしたのか?」

「すみません。 なんでもありません。」といいつつ、まだリンは笑っている。

「僕、何もしてませんよー」


◇◇◇

そして、夕方。 すでに5人の姿は平原だ。


「さすがに熊じゃねぇーだろうと思ったが、まさかの馬かよぉー。 まぁいい、ただ単に突っ込んでくるだけだ。 今日は指示なしで、血あびんぞ。 楽しめ!!」とシュンがいうと、各々武器をもって近接で斬りかかっていく。  シュンは、双剣だ。 リンは、鎌をふるう。


数十分で殲滅完了。 みな、血まみれのまま「今日は斬りまくったー!!」と満足している。

皆、いい意味で悪い笑顔だ。


イアンが、食事に行こうという事で、死骸は白炎で浄化し、シュン達は洗浄魔術で血を落としいつもの店へ転移するのだった。


いつものように、あーだ、こーだと話していると、ジルからの電話で、夜の任務が2件、1件は殲滅ではないので断ろうとしたが、ジルがあーだこーだと言ってきたので仕方なく承諾した。 

「隊長、もう一軒いきましょよ」イアンが誘ってくる。 


「俺ら、11時から任務がはいったんだよ。 なんか、微妙だな。 あ、学園の寮くるか?」

といって珍しく誘った。 滅多に自分の生活領域に誰かを誘った事がなかった。 ってか初めてかも。。

「寮って、俺らはいれんすか?」と、確かに寮と考えれば難しいかもしれない。 

「んな、簡単だろ。 転移で俺が連れていって、送りだせばいいだだけだ」


そりゃそうだと納得するイアン達だ。

イアン達を連れて、寮の部屋へ来ると3人は大はしゃぎして、遊技場、訓練場、射撃場などで遊ぶ。

イアンが「隊長、部屋改造しすぎじゃねぇーっすか」と突っ込んできたが、「全部必要なもんだってぇーの」とエールを飲みながら俺も楽しみながら答えた。


夜の任務の時間近くなったから、イアン達をギルドに送り、リンと共にに暗殺任務へ行く。 

つつがなく、2件の暗殺と殲滅を日付けが変わる前には終わらせ、その後はリンといつも通り楽しい時間をすごした。

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