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白銀の黒帝  作者: 八木恵
1章:白銀の黒帝の誕生
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隊員から一般常識を学ぶ②

イアン達とギルドの食堂で雑談をしている、シュンとリン。


ジルが、食堂にきてシュン達を見つけるのだった。

「おー、お前らここにまだいたな。」


他の隊員たちは、食堂に集まる0番隊員達、そして、ジルがフードを被る小柄な少年に近づくをみて、彼が滅多に姿を現す事のない0番隊隊長であるという事を認めるのであった。


そして、5人の集まりを見て、初めて集まる0番隊メンバーと噂の隊長の相棒という全員そろっている姿をみて尊敬とすごい者をまさか食堂で見る事になるとは喜びを味わっているものが多い。 ただ、人間嫌いと煩くされるのが嫌いなシュンのためジルがマスター権限でギルドに働く職員も含め、ギルド関係者は0番隊隊長をみても騒いだり、0番隊隊員以外は接触禁止になっている。 そのため、みな0番隊隊長をみかけても騒ぐものは一人もいないのである。


ジルが、シュンに数枚の依頼書を渡すのだった。

「お前らに討伐依頼を頼みたいんだが」


ジルから預かった討伐内容を確認すると、全員で行くには過剰戦力だった。

「ジル、全員で行くには過剰だよ」


「たまには、いいじゃないっすか。 討伐終わったら、俺らがよく行く店で食事しましょうよ。 ね、隊長」

イアンの顔はいかつのだが、ニコニコしながらいうのであった。 どう見てもイアンは、何かを企んでいるしか思えない顔である。


しかし、俺はそんな事気にせず、考えているのであった。


「イアン達から、一般常識を学ぶいい機会じゃぞ」

ジルが後押しをするのであった。


「そうか。 イアン達から一般常識を学べってジルに言われてたね。 もっとお前たちと関わりもてともいわれてるからね。 過剰だけど、全員でいこう」


ジルは、ジルで、心の中で、”よし!これで、儂も付きっ切りで教えずにすむ。”とがっつポーズをするのであった。


「マスター、そういえば0番隊の活動の時は、フード被るのは俺ら隊長とリンさんの素性しっているからわかるんですが、隊長だけ私服の時もフード被らなきゃいけないっていうのはなんでですか? 隊長が、女嫌いで、人間が多くいる所は嫌いってしってるんすけど」


ジルは、我に返り、少し悩むとシュンとリンのほうを向くのだった。

「イアン達はこれから多くかかわるし、それにいろいろ知っていいたほうがいいだろう。 周りに結界はって見えないようにしろ」


俺は頷きながら素直に結界をはるのだった。


一方、イアン達は、結界をはる必要がある程の事に不思議になりつつも、これから何が起きるのかのほうのわくわくがいっぱいだ。

そして、ジルは、俺とリンにフードは外す事を促すのだった。


すると、イアン達3人は、口を開けたまま、数分時が止まる。

その後、イアンが我に返って、大きな声でいうのである。


「うぁーーーー。 リンさんだって、10人が10人全員かわいいっていう感じなんですけど、隊長、言葉で表現できないっすが、超絶イケメンじゃぁないっすか。 男でも見惚れるちまいますわ。 俺ら、違いますよ。 でも、わかるっすわ、それ絶対女がほっとかないてか、女嫌いの隊長が容姿隠す理由わかりましたわ。 ぜってぇ、フード必要っすな。 髪も目の色も、おれ初めてみる色っすよ。 しかも綺麗な色っすね。」


他隊員たちも、何度も大きく首を縦に振って同意している。

なんか俺の容姿は珍しいらしい。。 自分じゃわからないけど。 とりあえず、俺は、話は終わりとばかりにフードを被り、続いてリンもフードを被るのであった。


「じゃぁ、任務いこ」

全員気持ちを切り替えてその場から5人の姿が消えた。 



実は、集団転移ができるのは魔術師のシュンだけであった。 

ジルは知っているので、行ったかという気持ちだが、食堂にいたかず少ない隊員たちは、嵐がさったような静けさと、0番隊のすごさに感動していたのであった。


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