表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白銀の黒帝  作者: 八木恵
外伝2:アークとの生活
171/173

魔武器と親指の指輪

翌日になり、目覚めた俺シュンはいつも通り身支度をして、ダイニングに向かう。

「アーク、おはよう」

「シュン、おきたか。 おはよう」ってアーク。 すでに朝食の準備ができてる。


朝食後、軽い運動を1~2時間し、シャワーを浴びて、部屋着になり勉強というかもうほぼ読書の時間。 俺はお気に入りのベンチに座って読書している。


アークが家からでてきた。

「シュン、魔力増えてんの気付いてるか?」

「うん、気付いてるよ。 また腕輪増えたのも」といいながらも読書を続ける。 


「シュン、昨日武器が壊れたから、魔武器作るか?」といわれ、俺は本を閉じる。 

魔武器の生成は少し楽しみだ。 今までは早いからっていわれて作ってなかった。

アークのほうに向かい、魔鉱石を受けとった。

制御していた腕輪を外して、アークに言われた通りに魔鉱石に魔力を流す。

魔鉱石が光だし、消えると、自分の身長よりやや大きい白銀の大剣となる。 

俺としては、小型な武器かと思ったのに、なんか残念。

「まさかの大物だな。でも、かっこいいぞ」ってアークが俺の頭なでながらいってくれた。

少しうれしくなり魔武器を収納する俺。


アークが、俺の目線にあうようにしゃがんでくれた。

「今日から使え方学ばないとな」って言われて、俺は頷きながら魔力制御の腕輪をはめる。

「シュン、大切な話がある」ってアーク。 アークが俺の目線と同じになるときはだいたい大切な話の時。

「前にシュンの魔力の質が異常だっていうのは話したよな」

「うん。 アークが調べてくれてるっていってた」

「ああ、まだ調査中だ。 でもな、大体わかってきている。 ただ、シュンの魔力の増え方も異常だから、腕輪の制御以外にもこれもはめとけ」って言われて、親指に指輪をはめてくれた。

そしてたら、俺の魔力量が半分になる。 それを確認してるアークもうんうんって頷いてる。

「この指輪のサイズは自動的に変わるけど、シュンが死にそうになる以外は絶対に外すな。 いいか?」

「うん。わかった。 はずさない」って言ったら、アークが頭をなでてくれた。


俺は、誰かに触られるの嫌だけど、アークなら全然かまわない。 大きくて、温かい。


親指の指輪は黒でシルバーの模様があり、シュンは結構きにいっていた。 

シュンが気に入る形で、アークが作成したものだ。魔力量の制御もシュンの魔力量の状態にあわせて、自動的にかわる。 許容範囲はあるが、半分から1/3までは制御できるようにしておいたのであった。


シュンは、以降この指輪を外す事はないのである。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ