魔の森の魔物を討伐した
初めての魔の森の魔物の討伐で疲れた俺は、ログハウスに転移で戻ると、ウッドデッキにあるベンチに横たわった。
疲れた。
「やっぱ、魔の森の魔物は強かったか?」ってアーク。
「うん。 強かったけど、楽しかった。 でも、結構魔力使ったから、つかれた」
「毎日、魔力不足になるまで使わせてるけど、それ以上つかたのか?」って聞かれた。
「うん、つかった」
「魔力枯渇だな。 シュンの場合は、休んでれば大丈夫だろ。 夕飯準備しとくから、そこで休んでろ」って言われて、俺な頷くだけで休む事にした。
しばらくして、少し回復した俺。
「アーク、すごいお腹すいた」といいダイニングにきた。
ダイニングには、既にアークが準備してくれていていい匂いがする。
アークが配膳してくれて、俺は出された食事をもの凄い勢いで食べてる。
「アーク、足りないよー」って、俺はイライラしてる。
仕方なく、アークは保存食や、パンを食べさせ、すぐに調理できるものを次々に与えてくれた。
大人8人前は食べたあたりで、やっと満たされた俺。
「シュン、満足か?」ってアーク。 アーク自身もこの頃には俺が異常に食べる時があるから慣れてる。
「うん。 おちついた。 でも、魔力が爆発しそう」って言った。
すでに、2年前より魔力量でいったら4倍になているシュン。 ここで結界はっても家がふっとぶと考えたアークは急いでシュンを抱きかかえ、魔の森に適当に転移し、強固な結界をはるのだった。
数分後、シュンの魔力爆発が始まり、やはり放たれた魔力はシュンの身体に吸収されていく。 吸収が収まると、シュンは無傷で気持ちよさそうに寝ている。 寝ているシュンを抱えて、帰宅するアーク。 その後、ベットに寝かせておく。
翌日も起きてこないシュン。
俺アークがシュンの様子を見に行くと、まだぐっすり寝てる。 そして、魔力量がまた尋常でないくらいに増えている。
「また増えてるよ」って俺は独り言をいいながら、シュンに魔力制御の腕輪をつけておいた。
って、こいつの魔力量は俺の魔力量の半分までにせまってるよ。 ったくどこまで増えるんだか。 相変わらず異質な魔力だな。