0番隊の隊長の相棒
こうして、リンも0番隊隊員になり、暗殺任務のみだが、シュンと共に暗殺任務をこなす事になる。
シュンは暗殺任務後、リンの指導をし、午前中はリンに魔術と戦闘の訓練などをしていくのであった。
もちろん自分の運動もかねている。 リンもシュンと同様血が好きな事がわかり、共通点のおかげが、お互い触れる事はないが、徐々に会話も増えていく。
友人なのかどうなのかわからないが、シュンの自由奔放はあいも変わらずだったが、少しだけリンをきにするようになる。 リンは、いつのまにかシュン優先になり、シュンのしたい事をさせる。 リンが、シュンが0番隊隊長であると知るのは、それから数か月後、イアン達にリンの存在を紹介した時である。
当初驚いたリンであるが、シュンの強さに納得する。
イアン達もリンの素性に驚くが、シュンが選んだので文句もいわず受け入れ、リンともたまに討伐するようになるのだった。
ジルとしても、女嫌いのシュンが、同い年の女の子を連れ込む事には驚いたが、リンという存在はシュンが人間に慣れさせるにはいいだろうと判断し、無理に引き離す事はせず、一緒に共同生活をさせて様子を見る事にしたのだった。 ただ、シュンが変わっているので、少し今後を心配しつつも、シュンとリンの成長を見守る事にした。
いつしか、リンは0番隊隊長の相棒として「暗殺者」という二つ名が付くようになるのであった。