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白銀の黒帝  作者: 八木恵
外伝1出会い 4章:もう一人の出会い  
158/173

暗殺任務

シュンが0番隊隊長になり、半年が過ぎたある日。 

ジルから夜の暗殺任務でとある貴族を殲滅するようにという任務を請け負う。 


俺はいつも通り、暗殺用の黒いコートを着用し、フードを被り、ターゲットの貴族の家の前で、生命反応や結界などを確認し、気配を消して次々と殺していく。 女、子供も関係なく惨殺していく。

殺される側は何が起きているのかわからない。 みな、静かに絶命していく。


最後に当主の部屋に侵入する。

「最悪。 臭すぎる」と、ついつい小声だが声に出してしまった。


当主ともう一人の男が全裸で、5名の首輪のついた10代前半や10代後半の少女を全裸にさせ、奉仕させたり、いろんな体位で彼女たちとセックスをしている。 その周りは、服を着ているが同じく首輪がされ、鎖がついている状態で待機している少女がさらに5名ほどいた。 女嫌いの俺にとっては最悪の部屋である。


「さっさと殺して帰るか」と独り言をいいながら、気配を消し、当主、男、全裸の少女を次々と惨殺していく。


そして、服をきている少女たちを殺害しようとすると、彼女らは暗器を取り出し交戦しようとする。 どうやら、暗殺術を学んでいるようだった。 俺はそんな事もきにせず、次々に彼女たちを惨殺する。 最後の1人となった時、俺は、なぜか手をとめ武器だけはじき飛ばす。


「お前、女か?」と俺が聞くと、武器がなくなにもできなくなった少女が「ああ、われは女だ」と答える。 

女なのに?

「お前、女なのに臭くない。 しかも無臭。 俺とくるか?」って聞いたら「われは、奴隷だから、この家から出れない」という。 俺は彼女の首輪を触り「解除した。 お前、おもしろい」というと、首輪が外れ、俺はそのまま少女と一緒に俺の部屋へ転移するのであった。


俺はジルに暗殺任務が完了した事を念話で伝えて、少女をリビングにのこし、そのままシャワー室にいく。まだあの臭いにおい残り香が残ってるからさっぱりしたい。


残された少女は、いきなり現れた暗殺者になすすべもなく負け、殺されるどころか奴隷から解放され、かつ浮遊感のあと知らない部屋にいる。 何が起きたか把握できず、とりあえず、3人掛けのソファーに座るのだった。 聞きたくても聞ける相手は今シャワー浴びてるからだ。


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