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白銀の黒帝  作者: 八木恵
外伝1出会い:3章 0番隊発足
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選んだ隊員達

後日、シュンの選んだイアンを含めた3人がマスター室に集められた。


1人は、身長190CMで長身痩躯だが、身体の筋肉はちょうどよく引き締まっていて優しい顔つきの男、カイ、そしてもう1人は180CMで中背の筋肉隆々のやんちゃ顔であるサル。 そして大柄なイアンの3人である


「イアン、カイ、サル、呼び出して悪かったな。 まぁ、座ってくれ」といって、イアン達3人をソファーに座らせる。 



「俺たち3人、呼ぶって、何っすか?」

「俺ら最近なんかやらかしかっけ?」と聞くのはカイ。

「マスターに言われた通り、合同もでたしな。 うーん、記憶ないな」というのはサルだ。


イアン、カイ、サルは、3人とも仲がよく、よく討伐にいったり、呑みにいったりと1番隊の中でも近接戦に特化したちょっとした有名な強者3人組。

ギルドでも注目されているが、合同訓練などサボるので1番隊隊長やジルによく怒られていたりもした。 1番隊の中の問題児でもある3人組なのだ。


ちなみに、イアン、カイ、サルのギルドランクSSで、イアンはSSSになれるが、隊長、副隊長になりたくないという理由で、SSのままにしている。


怒られる理由を探るイアン達3人をみて苦笑するしかないジル。

だいたいこいつら3人を呼ぶ時は、しかる時ばかりじゃしな。


「確かに、1番隊隊長からお前らの扱いについて相談はされているが、実はな、今日は少しちがうのじゃ」


そんな儂の説明で、ほっとしているイアン達じゃ。 

「じゃぁ、話って何っすか?」とイアンに聞かれ、儂はニヤリと笑う。


「お前ら全員1番隊隊員をやめてもらう。」

「「「はー、俺らクビっすかーー」」」って、ハモったイアン達。


本当に仲のいい、問題児3人組じゃ。


「ははは、違うわ。新しく作る0番隊にの隊員になってもらう。で、イアンが副隊長だ!」って儂は宣言してやったのじゃ。


「はー。0番隊って。俺が副隊長って、いつもいってますが嫌っすよ。 あれ、まて、それで、隊長は?」


イアンの奴、嫌がっておるが、隊長のほうが気になったようじゃ。 試案しておるようじゃな。


「マスター、もしかして隊長って!」ってイアンが驚いた顔になったのじゃ。 

イアンが驚いているのがわからないカイとサルは、「「んで、隊長は誰っすか?」」と聞かれたのじゃ。


まぁ、そうなるのじゃ。

儂は、そんなイアン達3人の様子を見てニヤリと笑ってしまう。

「イアンは察したみだいだな。 今、呼んだ」というと、ノックもせず扉が開き、フードを被った身長145CMの子供が入ってきて、「ジル、何かよう?」と聞かれた。


この子は、相変わらずじゃな。

「儂の隣に座れ」というと、儂の隣に座る少年。

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