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白銀の黒帝  作者: 八木恵
2章:学園編
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王都襲撃②

空中で、白炎をはなった俺。 

俺達が空歩で地上に降りながら、状況確認中。。。

「なんだよ。 全然へってねぇくねーか。 あいつら何やってんだ?」というと、イアンが「まぁ、俺らの総取りってことじゃないっすか!」といい、「いいね、それに到着して半分だったら、隊長がっくりしたんじゃねぇーっすか」とサルがいう。


「そりゃそうだ。 んじゃぁ指示だすぞ! リン小型系、20万だ。 あっちにいる奴らで対応出来そうなら、大型に向かってくれ」といいながら、さらに白炎で5万程度を消ちらす。

リンは頷くとともに、シュンがリンを小型の群れのほうに転移させる。


「俺とイアンで、中型だ。 さっきので10万ぐれぇーへってんな。」といい、「カイとサルで大型。 俺らが行くまで数減らしてりゃいい。 せーかく、空歩覚えたんだ。 実践で活用しろ。 カイ、サル飛ばすぞ! 楽しんでぇこい」といって、大型の群れのほうに転移させる。


イアンとシュンは地上に着地。「血ぃあびんぞ! 楽しんでぇこい!」といって、その合図で武器を抱えて飛び出すイアン。


◇◇◇

リンのほうは既に殲滅を開始している。 中型の白炎の塊を数十だし、リンのいる後方の小型へ投げつけておく。


それから、呑気にタバコに火をつけ一服しい、「はは、いいねぇ。 俺を楽しませろよ!」といって、5個の腕輪を外し、双剣に変えて魔物の群れに向かう。


それから暫くの間、王国軍、他隊員達の時間はとまっていた。

白炎、雷、黒炎が見えると思うと、上空に舞うように飛び交う魔物の死骸、内臓、血だ。

地獄絵図となっている惨殺と殺戮が繰り替えされる光景を唖然としてみていた。 中には、耐えられずその場で吐きだすものもいる。


ジルが拡声魔法で「お前ら、何をぼけっとしとるんじゃ! 戦闘中だぞ。 小型に集中せい! 0番隊だけに任せるのか!」と叱咤すると、ギルド隊員達は「俺らも、行くぞ!」といって気合を入れなおし討伐を再開する。

それを見て、兵士たちも続いていく。


0番隊たちの戦いを見てジルは思う。 シュンのやつまたさらに強くなっている。 リンもイアン達も儂の想像を遥かに超えて強くなっておる。 あれから、4年。 イアン達と交流をもたせて良かったかもなとシュンの保護者としてちょっと感動しているジルであった。


リンがある程度、小型を残して、大型へ移動する。 その行動の意図を察したジルは、拡声魔法で、「0番隊が大型を討伐する。 お前らきっちり残りの魔物を片付けろ」と指示をだすのだった。


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