普通に考えて当然のことの羅列
光の速度と時間との関係は常に一定で、1秒当たり約30万キロは常に一定です。つまり光の速度=時間です。
そして光の速度になる場合の物質の質量(厳密にはエネルギーだそうです)は無限大。だそうです。
速度(加速)と重力は同一のものとして考えられていて、光すら脱出できない巨大な質量で強い重力を持つブラックホールの事象の地平線では光の速度が0であるため、時間も停止します。
そして、初めの話の、光の速度になる場合の物質の質量は無限大。ということから考えて、無限大の質量で時間が0になるなら、質量が0の場合は、時間の速さが無限大ですよ。こんなの当然です。
時間の速さが無限大とは常に「永遠」の時間が常に流れているということです。
ビックバン以前には時間というものが無かったと言います。時間とは状態の変化のことであり、ビックバン以前は何も存在しなかったため、状態も変化も当然なくその意味で時間は存在しません。ですが、それでもあえて時間が流れていたとすれば、それは無限大の時間「永遠」が流れていたはずです。
そしてビックバンが発生した当初、水素やヘリウムなどの軽い原子核が生まれ、その瞬間から時間が発生しましたが、その時の時間の流れは発生した質量分、「永遠」から時間が減速して行くことになります。そして軽い原子核が発生した段階ですので、まだかなり時間の流れは高速です。こんなのは当然です。
その後、宇宙は膨張しながら重い原子核も次々と発生していきその質量分、時間は減速していきますが、現在、私たちが住んでいる重い原子核で作成された銀河系よりも、軽い原子核で出来た初期宇宙の空間は膨張して天体同士の距離も広くなりますので、天体同士で影響し合う質量も小さく時間の流れも私たちの銀河がある空間より速いです。こんなのは当然です。
なので、私たちの銀河がある空間で3億年がたつ間に、初期宇宙がある空間では10億年、20億年が経過していても不思議ではありません。こんなの当然です。
ところで、ジェイムズウェッブ宇宙望遠鏡により、ビックバンより(私たちの時間で)3億年ほど経った初期宇宙の観測に成功し、形成するのに10億年ほどかかるはずの炭素原子が発見されたり、3億年程度では形成されないはずの巨大が銀河が発見され、科学者たちが、
「どういうことだ! 今まで考えられてきたビックバン理論は間違っていたのか!」
「計算上、ビックバンより前から形成されてないとおかしい炭素や銀河があるなら、ビックバンがそもそもなかったんだ!」
と騒いでいるそうです。




