仏教とカウンセリング
宗教とはなんでしょうか?
超常的な存在の神がいて、それを信仰するという事でしょうか。
では、仏教とは宗教でしょうか。
時代の移り変わりで、念仏を唱えれば御仏が救ってくれるとか、ご利益があるというものになっていきましたが、本来、仏教とは、神に祈り、神に救ってもらう。というものではありません。
悟りを開いて、自分自身がブッタ(悟りを開いた人)になる。というものです。
ある意味、無神論ともいえます。
無神論も宗教という意見もあり、私も、どちらかというと同じ考えなのですが、超常的な存在の神(仏)は居ない。という事でいえば、仏教は宗教ではありません。
じゃあ、何かと言えば、今風で言えば、カウンセリングです。
般若心経は、仏教でも有名なお経ですが、その内容は
明るく笑って暮らせば、幸せに生きられる。
というものです。
神(仏)に救って貰うような内容ではありません。
生きていくのが苦しいという人への、ただのカウンセリングです。
なので、他の宗教との併用が可能です。
キリスト教徒が、明るく笑って暮らせば、幸せに生きられる。
という事をして、何の問題があるんでしょうか。
という事を最近考えていたのですが、
さっき、仏教とカウンセリングでググると、2冊ほどヒットしましたね。
同じよなことを考える人はいるんですね。
まあ、宗教的なアプローチでカウンセリングを行う。という内容で、仏教は宗教じゃなくてカウンセリング。と言っているわけでは無いようですが。




