もしかすると、もの凄く批判を受けるかも知れないが
私はインフルエンザの患者を差別する気はない。だが、自分がインフルエンザになりたいかと思えばなりたくはない。これは差別でもなんでもなく当たり前だと思う。
なので、インフルエンザにかかっている人に差別ではなくなるべく接触は控えるのは当然ではないか? 勿論、事情がありインフルエンザにかかっている人会う必要があれば会うが、それでもインフルエンザにかかっている人の方にも他者にうつらないように気をつけて欲しいと思う。
そのうつらないように気をつける。ということの一番の大前提は、自分がインフルエンザにかかっていると相手に伝えるのがことではないだろうか? インフルエンザにかかっていると教えて貰わなくては対応のしようがない。
インフルエンザにかかっているというのを隠されては、こちらはどうしようもない。たとえ「何かしらの事情」で、インフルエンザにかかっていると言いたくなかったとしても、それは自分の事情を優先して他者への配慮を怠った。ということであり、その人の倫理観に問題があるのではないか。インフルエンザだと黙っていたというのを知れば、今後、その人とのかかわりを考えるのは当然ではないだろうか?
ところで、HIVというのは最近では症状を抑える薬なども開発され、過去ほど脅威ではなくなってきているようだが、それでもかかれば人生に追って大きな負担だ。結婚はもとより出産などにも多大な影響を与える。
HIV患者を差別をするつもりはないが、自分がなりたかと言われれば、絶対になりたくはない。これは当然ではないか?
最近、HIVにかかっていると相手に知らせずに就職活動を行い、その後、HIVにかかっていることを理由に採用取り消しになった人がいて、不当な採用取り消しだと裁判を行い勝訴したらしい。
いやいや。勿論、HIVの人だって働く必要はある。だが、相手にうつした場合、相手の人生に多大な負担をかける。それが、自分が一番良く分かっているのではないか? HIVにかかっていると知られれば差別されると思ったから。という事情があるかもしれないが、他者がHIVにかかるかも知れないという事よりも、その事情を優先したのではないか。
勿論、HIVについても色々と分かってきており、感染力は弱い。と言われている。だが、それでも感染しやすい行為。というものはある。その人が怪我をしたときなど、反射的に血を拭いてあげることもあるだろうし、その時に自分も指に怪我をしていたりすれば、感染の危険は高まるのではないだろうか? HIVだと知っていれば、同じ血を吹いてあげるにしても何かしらの対応が出来るのではないだろか?
それとも、ラップ越しに血を拭かれた。他の人と違う対応を取られて傷ついた。HIVにうつらないように対応すること事態が、差別だとでもいうのだろうか?
繰り返すが、HIVの人も働く必要がある。人並みの人生を歩む権利はある。実際、同じ職場にHIVの人が来ても、まあ、うつらないようには気をつけるか。程度、に思う。だが、HIVだと隠して入社して来られたら、気をつけることすら出来ない。その人に人生があるようにこっちにも人生があり、HIVに感染するのは現実的に人生に大きな負担だ。
繰り返すが、私はHIV患者を差別はしない。だが、自分がHIVに感染したいかと言えば、絶対になりたくはない。そして、HIVに感染している人も他者に感染しないように配慮して欲しいし、その大前提がHIVだと知らせることだ。これを差別とは思わない。
その人がHIVだと知らされずに、もの凄く親しくなり、その人が怪我をした時に、消毒の為に反射的に傷口を舐めて感染したとしよう。
「HIVだと言えば差別されるかと思ったんです」
「なるほど、じゃあ、俺がHIVに感染したのも仕方が無いね」
そう納得する奴がいるのか?
もしかすると、就職活動時にはHIVだと隠してて、実際に働く前には知らせるつもりだった。というのかも知れないが、前持って言ってくれれば、それだけ対応も取れる。相手にうつしたら相手の人生に多大な負担になると分かっている人は、相手にうつさないように最大限の配慮をして欲しいし、それをしない人とは関わりたくはない。
繰り返すが、その病気の人に関わりたくないのではない。その病気を他者にうつさないように配慮しない人とは関わりたくないのだ。
自分がHIVだと知らせるのが最低限の倫理であり、他のメンバーを守る為、それが欠落している人を採用しないのはそんなにおかしいことか?




