人型戦闘ロボットの存在意義
またもや漫画、アニメネタです。
少し前にロボットのパイロットの養成学校が舞台の話しを思いついた。
結局、書いてないのだけれども世界各国で首都制圧兵器としてロボットを開発している世界。どんなに総合的な国力が上でも首都が制圧されては詰みだと、国々の力関係はそのロボットの性能、パイロットを含めた強さに比例するという設定だ。その為、各国はロボットの研究開発は勿論、優秀なパイロットを育成するために各国には専門の教育機関もある。各国のロボットが出場する大会もある。
しかし、良く言われることだが人型戦闘ロボットなど現実には戦車の敵ではない。戦車の方がよっぽど強い。確かに現実的に考えればそうだ。
私は、なるべく小説でも話しに整合性を持たせたいと思っている。なので、ロボットは戦車に勝てない。それをどうするかも考えた。
ところで、戦車は最強の兵器だろうか? いや、戦車にも勝てない兵器はある。航空機だ。航空機による空からの攻撃に戦車は勝てない。
とはいえ航空機も万能の兵器ではない。
以前、ISが猛威を振るっていた時に、そのISとの戦闘に米軍が参加しているというニュースを見たことがあるだろうか? 主に航空機での攻撃だったのだが、地上部隊の投入がなされるかが話題になっていた。なぜ地上部隊の投入が必要かと言えば最終的に制圧するには地上部隊が必要だからだ。
つまり、航空機には打撃能力はあっても制圧能力がないのだ。通常、航空機で敵の地上戦力に打撃を与えて、その後、こちらも地上部隊を出して制圧する。という手順だ。
そこで考えたのが首都制圧兵器というものだった。と言っても実際、ロボットの形としは目新しいものではない。飛行形態から人型形態に移行できるという30年くらい前からあるものだ。それに、意味づけをしたに過ぎない。
つまり、飛行形態により空からの攻撃によって、戦車を含む地上の重火器兵器、設備を殲滅し、天敵がいなくなった地上に人型となって降り立ち制圧する。というものである。
ちなみに飛行形態から人型でなく、戦車になれば良いのでは? という疑問を持つ人もいるかと思うが、それは、首都という建築物だらけのところを爆撃した後は瓦礫の山であり、いくらキャタピラでも身動きできなくなる。人型で、いざともなればよじ登ることも出来る汎用性が必要だから。という理屈だ。当然、戦車を倒しきったと思ったら隠れていて攻撃してきた。となれば、すばやく飛行形態になって空から攻撃しなおす。
つまり、ロボットは、戦車に勝てないんだったら戦わなければいいじゃない。という事だ。
どうでしょうか?




