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モンスターに転生したから、進化するわ!  作者: 虚無 虚空 無の存在
魔物転生━━森での生活━━
6/8

記憶……全ての理由 ~後編~

「で、死んで終わると思った?ねぇねぇ思った?残念、死んで神様に合うと言うテンプレでした!」


こいつ...殴っていいだろうか?


「酷いなぁ。これでも本当に神様なのにね!」


で?


「で?って神様だよ。偉いんだよ?」


うん、知ってる。で?


「嫌だから、何で驚いたり混乱したりしないの?」


「察した。どーせあれだろ?異世界転生だろう?」


「おー当たってるよ!それで君は言わないの?良くあるよ?ここの空間に来た時、「よっしゃぁさっさとチート寄越せ!!」とか「これでハーレム作り放題だ!ふヒヒヒ」とか失礼な奴ばっかだったんだよ!まぁそう言う奴等は即刻何も与えず、異世界に落とすけどね。大体100人中88人はその場で死亡したけどね。」


「残り12人は?。」


「3人は街の門で捕まって奴隷落ち。5人は街の中で冒険者ギルドに入れず、金が稼げないで餓死。

残り4人は追い剥ぎに遭ってそのまま死亡。」


「へぇー、災難だったな。そいつ等。」


「え?それだけ?」


「え?これだけじゃあ駄目なのか?」


「いや、自分がそうなるかも知れないんだよ?」


「その時は、運が悪かっただけだ。」


「何か、達観してるなぁ。」


「そうか?」


「まぁ、置いといて。本題に入ろうか。暁くん?」


「で、何の用だ?」


「君には、異世界で勇者を倒して欲しい。」


「やっぱ異世界か、それで勇者を倒すと......ん?

勇者を倒すのか?」


「そ。あの勇者は酷い。勇者だからと言って、門は素通りするわ、それを止めようとすると躊躇無く殺すわ、物を取っていくわ、国を乗っ取るわ、本当に酷いよ。」


いや待て、それホントに勇者か?


「でも、何でそんな奴に何を与えたんだ?」


「与えた?スキルとかの事かい?」


「そうそう、死んでないって事はスキルを与えたって事だよな?」


「いやいや、スキルは自分で決めてもらうよ?種族とかも。」


「え?そんなのスキル取り放題じゃん。」


「流石に無制限とは言わないよ。前世で行った善行でポイントを決めて、そのポイントでスキルを撰ぶんだよ!」


「え?じゃあ俺、善行何てして無いのだが?」


「いや、君が死んだ理由は何?」


「えっと大地と雪を庇ってだな。」


「充分、善行じゃん。」


「そうなのか。で、ポイントは何だ?」


「2500ポイントだよ?」


「......多いのか少ないのか?」


「凄く多いよ?あの勇者何て1000ポイントしか無かったな?」


「そうか?それなら良いか。所でスキルとかって何処で決めんの?」


「此処でだけど?ほら。」


━━━ステータス━━━

種族:


<スキル>

<ユニークスキル>

<潜在能力>


残りポイント:2500

━━━━━━━━━━━


「此処で決めれるのはこれだけかな。」


種族が決めれるってどうなんだ?まぁ良いか。


「じゃあ早速種族から。」


━━━種族━━━

・人族

・獣人族

・亜人族

・竜人族

・魔人族

・エルフ

・ドワーフ

・精霊族

・魔物

............

━━━━━━━━


「...... 魔物が選択肢に入ってるのだが?」


「ああ、魔物も生きてるからね。」


それもそうか


「魔物にするといい事は?」


「ポイントが増える。魔物は世界中から狙われるからね。」


「よし魔物にしよう。」


「......本気で言ってるのかい?大変だよ?魔物は。」


「大丈夫......だと思いたい。」


「まぁ頑張れ。」


━━━魔物━━━

・小鬼族

・蟻族

・蜥蜴族

・森蜘蛛族

・霊族

・腐人族

・骨人族

.........

━━━━━━━━


「この中では、蜥蜴族に惹かれるな。蜥蜴って何かカッコイイ。能力的にも強そう。」


━━━ステータス━━━

種族:蜥蜴族


<スキル>

<ユニークスキル>

<潜在能力>


残りポイント:3000

━━━━━━━━━━━


「おぉ、+500も追加か。」


「そりゃあ、蜥蜴族は初期ステータスが凄く低いからね。」


「えっ?......まぁ良いか。頑張れば大丈夫だよね?」


「まぁ、多分。」


「...次!スキルは、要らなくてユニークスキルだ!」


「まぁ、個人の自由だしね。」


━━━ユニークスキル━━━

・英雄の力

・魔王の覇気

・正義

・厄災

・魔人乃血

・神級魔法

・ステータス10倍

・王系スキル

・大罪系スキル

・天使系スキル

..............................

━━━━━━━━━━━━━


「上から順にポイント数は?」


「全部、2000ポイントだよ!」


「.........普通の人、無理じゃね?ユニークスキル取るの。」


「無理だよ。」


「俺は3000有るのだが。」


「いや、お友達さんをまさか、2人共助けるとは思って無かったからちょっとだけサービス?それに、まさかの蜥蜴族を選ぶから。」


あっ、そこまで駄目なの?蜥蜴族。


「潜在能力は?」


━━━潜在能力━━━

・勇者の卵

・魔王の卵

・全能者

・原人神

・王系スキル進化時会得ランダム

・大罪系スキル進化時会得ランダム

・天使系スキル進化時会得ランダム

................

━━━━━━━━━━


「よし、色々ヤバイのは分かった。一応、上から?」


「1000、1000、20000、20000、1000、1000、1000」


「2つ桁が違うのが有るけど?」


「あぁ、その2つは潜在能力と疑う程、全面に出るからねぇ。」


「効果は?」


「全能者が、全てのスキルの会得。ステータスの数字を自由に弄れたりかな?」


はぁ?そんなんチートやチーターや!!


「で、原人神が文章化不可。」


バグだな。


「そう、だから20000ポイント。それでどのスキル、ユニークスキル、潜在能力を取るの?」


「じゃあ、1番名前で気に入った、王系大罪系天使系スキル進化時会得にするかな。」


「.........え?いやいや、本気で言ってるのかい?今までは何も言わなかったけど、此処は言わせてもらおう。キミは馬鹿なのかい?何で進化時会得何だい?普通に王系スキルとかをユニークスキルで取れば良いじゃん。なのに何故に進化時会得にしたんだい?頭大丈夫かい?まさか、トラックに轢かれたから頭可笑しくなったのかい?」


「あぁぁ!!ウルセェ!!本気で選んでこれなんだよ!大体、王系スキルとかをユニークスキルでちまちま取ってたらめんどくせぇじゃん。だから、進化時会得にしたんだよ!!分かった?」


「.........よし、もぉ良いよ。早速異世界に送ろう。蜥蜴族の基本スキルだけは、サービスしておいたから有効活用してね。じゃぁバイバイ!」


その瞬間、俺の意識は途絶えた。













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