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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

首を絞めるだけの話

作者: きつね

不快だったなどの批判はおやめ下さい。

 僕は首に手を掛けた。そしてしばらくそのまま、手に当たる皮膚と、呼吸で動く喉の感触を楽しむ。骨の関節が呼吸に合わせて小さく、ゆっくり僕の親指の下で上下する。そのコリっとした感触が可愛らしい。

 骨を少しだけ押してみる。弾力が有る。指が押し返される。今度は押す場所を少し下げてみる。先ほどよりも押しやすい。どうやら上手く気管を止められたのか、押すのを止めると軽く咳き込んだ。

 押す場所が分かったのでもう一度同じ所を今度はゆっくり押してみる。途中で咳き込んだが更に強く押せばそれも止まった。

 視線を上げてみると目に涙を溜めている。じっとこちらを見ている。更にきつく首を絞めてやると瞳が揺れた。頬が色付いてきた。そっと片手を離し、熱くなった顔に触れてやる。僕の白い指でこの子の肌の桃色がよく映える。

 

 また手を戻し、今度は思い切り強く、緩めることなく首を絞めた。

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