5話
ジリジリジリ
という目覚ましの音で目が覚めた
ここは俺の部屋だ
だがここは日本ではなく
ツェルニだ
昨日は大変な一日だった
なぜなら神に異世界につれてこられて
そしてへんな熊とも戦った
それにアウラに言われた
スキル覚えを
夜中2時までやったからだ
そしてこの家は
日本の家のでかい番
見たいな物で
家電以外は大体一緒だった〔目覚ましは有る〕
だが俺の家にはないはずの地下があった
その地下には魔法の訓練所と
テレレポートの魔方陣が何個か有る
部屋が追加されていた
そして俺はトーストを食べた後
読書をしていると
アウラが迎えに来る
「おはようあんたは準備できてるかい?」
「はいできてます」
「よしついてきなよ」
と言って歩き出す
歩き出して10分ぐらいたった
そこには
すごく大きいねずみのお城のようなものがあった
「やっぱり驚くか」
「そりゃ驚きますよ てかこれディズニー
の城ですよね」
「さー 何のことだろうな」
とあさっての方向をむいて言うアウラ
「まあーそのことは置いといて
後は職員室に行けよ じゃあな」
「ちょ職員室ってどこだよ」
その言葉はアウラには聞こえず
アウラはどこかに行ってしまった
俺はぽつんと一人残された
「誰か人に聞くか」
そこにちょうど2人組みの女子がいたので聞いて見る
「あのーすいませんが職員室の場所を
教えていただけますか?」
「貴様何者だこのお方が誰かわかっているのか」
「えっすみませんそんなに偉い人だっただったんですか」
「ああ そうだ
このお方はマジスティア王国第1皇女の
ルナス・光神・マジスティア様だぞ」
「へー皇女様だったんだ」
「そうだ偉いんだぞ」
そして俺はもう一人の少女
ルナスの方を見ると
偶然目があう
俺はその可憐な姿に目が釘ずけになる
雪のような真っ白な肌
つぶらな瞳
金糸のような髪
まさに絶世の美女だ
だが「ルナス様」と呼ぶ声が聞こえた
そのほうを見ると
おつきの女〔?〕
が心配そうにルナスを見ていた
だがその視線を辿って俺を見ると
その表情が心配から憤怒に変わる
そして抜刀して俺に振りかぶる
「貴様ルナス様に何をしたー」
俺はそれを右によけるそして
その刃の刺さった所を見ると
地面に30cmは食い込んでいる
そしてそれを引き抜き
もう一度振りかざす
それを俺は刀で受け止める
そして俺はスキルを発動させる
「猫だまし」
このスキルはかわいい名前と違い
やみ魔法で幻覚を見せ
殺気を浴びせ
死んだと思わせることができるスキルだ
それを受けた女は
肩を抱きガタガタ震えている
「貴様アーラに何をした?」
「ただの猫だましというスキルを
使っただけだよ」
そこえ猫だましから回復したアーラが
「大丈夫ですかルナス様」
「この人は何もしていない」
「すまないアーラが失礼をした
アーラは私のことになると
われを忘れてしまうのだ
アーラも謝りたまえ」
「はい すみませんでした」
アーラは不満が顔に出ているが
あやっまた
「こちらこそゴメン」
「お詫びといっては何だが
職員室に案内しよう
君の名前は何と言うのだ?」
「池松大輝です」
「池松か イケと呼んでいいか?」
「はいいいですよ」
「ありがとう私のこともルナスと呼び捨てにしてもらって
けっこうだ」
「よろしくな ルナス」
「よろしくな イケ」
そういって握手をする
そして建物の4階に行き
「ここが職員室だ」
「ありがとうルナス」
「そういえばルナスの家って
あの6家の「光神」と闇の「マジィスティア」
だよなすごいな」
6家とはこの世界の最強の
家6個のことをいう
「意外だな
そのことを知っていて
普通に接していたのか」
「うんそうだよ」
「お前は珍しいな」
「なぜ?」
「なぜなら私を6家と知って
普通に話しかけてくれるのは
アーラだけだぞ」
「あっそういえばアーラは何処に居るんだ」
「保健室にいちお行かせた」
「そうか」
「きゃ」
と音がした方を見ると
ルナスがこけそうになっていた
「おっと」
と俺は言って
ルナスを受け止める
その時俺はバランスを崩して
ルナスを抱きしめるような感じになった
「あっありがとう」
「ああ だいじようぶだ
それに君みたいな可憐な少女がこけそうになってるんだ
普通受け止めるよ」
「あっそこが職員室だ」
「ありがとうな ルナス」
そういって俺は職員室に入る
そしてのっこたのは
顔を赤くしたルナスだけだった