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Twins Competition  作者: 梓弓
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事の始まり。

「ずっと前から好きだったんだ。」

「付き合ってください。」

「でも、急に言われても困るよね?」

「だから、」

「「答えは卒業式まで待つよ。」」


2年生の修了式の日、私西口みやびは

幼馴染みの双子、中村右京と左京に

告白されました。

私はこの時、返事を保留にしました。

理由は2つあります。

1つ目は、冗談だと思ったから。

2つ目は…、どちらか1人だけなんて決められないから…。


この時は思いもしませんでした。

右京と左京は本気だったって事を。

そして…、


私の取り合いが始まるなんて事を…!




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