第三話
出発する日が来たイザベラ。
家族との別れの心境は、、
いよいよ敵国へ行く日がやってきた。
ノクス王「あぁ、ついにこの日が来てしまったね。寂しくなるよ、イザベラ。」
イザベラ「私もよ。お父様。落ち着いたらお手紙書いて送りますわ。」
ノクス王「ああ、楽しみにしているよ。すまないね。一緒に行くことができなくて。婚約式にはお前の兄さんを遣わせるよ。」
イザベラ「謝らないで!お父様。忙しいことは分かっているもの、、。お兄様来てくれるのかしら?今日も長期任務でいらっしゃらないし、、」
ノクス王「勝手にお前の婚約を決めたと聞いたらお前の兄さんは怒るだろう。まだやつは知らないからな。はっはっはっ」
イザベラ「お兄様より早くに婚約するとは思わなかったわ。さ、そろそろ出発致します。お父様お元気で。」
ノクス王「イザベラもしっかり頑張ってきなさい。」
ガタガタ、、ガタガタ
やっと、
やっとノクス・サンクタ国から離れる日が来たわ!!
酒が入って豹変する父も、私に異様な執着を見せる兄も、それに嫉妬する姉も居ない、、、、、。
自由だわ!!
私の婚約者となるセドリック・ヴァレンシュタインは人を寄せ付けない冷酷な人間であると噂されている。
そして、劇の中でも自分のことを愛してると泣く妻を無情にも剣で切り裂いた男でもある。
……そんな男と暮らしていけるのかしら??
無理な気がしてきたわ、、どうしましょう、
よし、逃げよう!!
国境を超えてから逃げればノクス・サンクタ国の兵士もそう易々とは探せないはず。国境を超えてから取る予定の休憩で逃げ出すわ。
ご精読ありがとうございました。




