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異世界ラグナログ  作者: Wao2525
プロローグ
5/33

5話 ヌイア カイロスのレングス

前回のあらすじ

フィオ達は魔物に攻撃をするが効かない

フィオ達は消耗戦になりピンチになるが……

ヌイアのレングスによりピンチを切り抜ける


ヌイアは禍々しい大剣を両手で持つ

ヌイアの体と同じぐらいなので相当の重さなのだろう

ヌイアは魔物に大剣を振り下ろす


うぎゃあ!!ぐぁっ


魔物の痛々しい声がダンジョンの中に響く

魔物の体は少しずつ消えていく

少し時間が立つと魔物の声すら無くなり、部屋は赤い壁紙でもあるのかと錯覚するほど血で赤くなる

最終的には魔物は元から居なかったように完全に消えてしまう


「疲れたな、デカイのは面倒だわね」


ヌイアの手にはすでに禍々しい大剣は消えていた


「ねぇヌイア、その剣は君のレングスなの?」


「隠しておこうとしたけど無理らしいわね、これは私のレングスよ、詳しいことは言わないけどね」


「そして魔物のレングスも自分の魂に宿った、これで更にレングスは強化されるの」


「あんた凄いな、まさかレングスを持ってたなんてな、速く言ってくれよ」


「本当にそうですね、まさかそんなに強力なレングスを持ってるなんて」


ヤングは疲れた様子で話しており、先程の魔物の攻撃を少し受けており、血が付いており、ヤングは出血が酷い


「貴方達は先に出てなさい、あとは私とフィオで行くわ」


「ありがとよ、ここから先も頑張ってくれよ」


ホリィはヤングを支えながらダンジョンを出ていき、フィオとヌイアで二人きりとなる


「ここで見たことは内緒ね」


「わかりましたけど…」


「何個か気になることがあるんですけど……ヌイアの大剣はなんなんですか?」


「まぁそれぐらいならいいわ、あれはブラックホールの剣……そもそもブラックホールってわかる?貴方世間知らずみたいだし」


「いろいろ吸い込むやつですよね?」


「まぁそうね、この世の全てを吸い込む剣、それがあの大剣の正体ね」


「そんな凄い剣を作り出せるなんてレングスって夢がありますね~」


「そうかしらね、そうとは私は思わないけど」

ヌイアは少し顔が曇る


「…何があったんですか?」


「貴方ね、そう言うときは無言でほっとくもんよ?本当に常識を知らないわね」

ヌイアは少し笑いながらいい、フィオは笑ったことに安堵する


「そう言うもんなんですね、次からそうします」


「しなくてもいいわ、貴方のそう言うところ良いところと思ってるから」


フィオ達はダンジョンを周り終わり、すべての魔物を倒したことを確認する


「疲れましたね~なかなか広かったです」


「そうね、私は目的のレングスが手に入ったから良かったわ、私はゴールドいらないから全部あげるわ」


「別にもうゴールドは要りません、その代わり……」


「ゴールドを手に入れる為に来たんでしょ?何をさせるつもり?」




「自分を……弟子にしてください!!」

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