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異世界ラグナログ  作者: Wao2525
2章 エイレニア編
23/33

23話 お気に入り


薄暗く何もない部屋、塵のような物だけがある牢屋、牢屋はいつでも出れる状態だ

牢屋の中には誰かがいた


そこに足音が聞こえる

髪は黄色く、身長は140ほどの女性だった


「久しぶり、いいお知らせを二つ持ってきたよ」

その女性の正体はオネイスだった


「ほう?なんだ?」

男が牢屋の奥から近寄る

その男は老人のような見た目だ


「ちょ、近いよ、もう少し離れてよ、怖いから」

オネイスは離れる事を体を使って表す


「すまないな、それで?話はなんだ?」


「まず1つはセイドが死んだこと」

オネイスは笑いながら言う


「アイツの事だ、舐めてかかって死んだんだろう、自業自得だ」

男は呆れている


「アイツ性格悪かったからね、それでもう1つのいいお知らせ」

塵が二人の間を舞う、不気味な静寂の中で聞こえる音は風だけだ


「面白いのが現れたんだ、名前は……たしかフィオ?だったかな」


「その男がどうしたと言うのだ」

男はオネイスに問いかける


「お兄さん、あ、フィオのことね、お兄さん、僕の夢を破ってセイドを倒したんだ」

男はその言葉に少し驚く


「オネイス、お前の夢は厄介で逃げれるものはいないと思ってたが……」


「僕お兄さん気にいったよ、絶対に手に入れたいと思ったから殺さないで捕まえてね?」


「我と戦う時点で死なないと言うのは無理なことだ」


「それもそうだね、じゃあね、"タナトス"」

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