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異世界ラグナログ  作者: Wao2525
第一章 メロウでの死闘
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16話 夢の先を目指して


「オネイス……夢を操る能力か」

オネイスは笑みを浮かべる

「ピンポーン!!お兄さん良くわかったね、僕の能力は相手の夢を操るレングスさ」


「夢は毎回良いところで終わるとは思わない?どうしてだと思う?」

フィオは少し悩む


「さぁね、それよりも何の用?、ここが夢ならお前はいつでも俺を殺せるはずだ」


「質問してるのは僕だよ?、まぁ教えてあげる、僕は夢以外では干渉が出来ない、攻撃をする事が出来ないんだ、それが僕のレングスの悪いところ」

オネイスはフィオに近寄る、オネイスは幼女のように見える、背丈は140ぐらいだろう


「夢が何故良いところで終わるか教えてあげる、良い夢を見て良いところで終わるとどう思う?」


「まだ見たいと思うが?」

フィオは刀でオネイスを切るがすり抜ける


「話してるんだから攻撃しないでよ、僕を攻撃は出来ないんだから」


「なら早く話して、長話は好きじゃない」


「夢はね、脳が永遠に見たいと思うと睡眠が覚めなくなる、それを防ぐために良いところで終わらせるんだ」


「ならなぜ悪夢を見せた?永眠させるつもりじゃないのか」


「副団長命令、こんなことするなんて趣味悪いと思うな」

フィオは少し顔が怒りに震えるが押さえる


「そうか……じゃあな、俺はそろそろ目を開けないといけない、お前とセイドを倒すためにな」

オネイスはその言葉を聞くと笑う

「お兄さん本気?僕が夢から逃がすと思う?、僕が入った夢はね?一つでも絶望の感情があっても覚めないんだ~」


フィオは少し笑う

「俺は絶望なんかしない、今の俺には仲間がいる、助けないといけない人もいる、ヌイアとアスクレーを守らないといけない……だから…絶望なんかしない!!」

フィオはそう言い刀を振り下ろすと空間が切れる

その空間の先には現実が広がっていた


「お兄さんすごいね、まさか僕の夢を破るなんて、普通なら発狂して自殺しようとするよ?、今回は副団長の命令だからしないけど……じゃあねお兄さん……また遊ぼうね」


フィオは目を覚ます

フィオは痛みで動けないがヌイア達を探すために歩きだす

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