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        70 新しい使命

 一年振りに彼に再会した途端、新しい使命だ。不老星の属国同士の間は揉め事はなかったが、不老星が、力を失って、対立の兆しがある星同士だ。

           70  新しい使命


 一年振りに彼に会った。変わらない優しい笑顔で迎えてくれる。待ち望んだ瞬間だ。彼はこの一年の事を話してくれる。特に不老星の事を。思った殆どの問題はないが小さい揉め事は多く、その度に処分がある。自転星や生命星は問題がない。私は星に帰った報告をした。プラント星と一緒に交流会に入るつもりだとも伝えた。彼は賛成してくれた。

「次は、不老星についづいしていた星だ。今は不穏な動きはないが念のためだ。3カ月でいい。始めは私もついて行く。連動星という。ほぼ同じ大きさ星が連動して、お互いにお互いの周りを回っている。自転もしているし太陽の周りを公転もしているから、一日の長さが早くなったり遅くなったりする。それによって気温が変わりやすいから、外に出る時は注意がいるね。それから2つの星はそれぞれ独立した星だけど、不老星の属国みたいな存在同士で意見も不老星の言うがまま、場所的には不老星と少し距離はあるが、恒星間移動出来る星同士は距離は大きな問題ではない事は判るだろう。お互いに交流会メンバーで不老星の属国同士なら対立する理由もない。でも不老星がこうなると微妙なんだ。お互いに。」

主人が居なくなった子分ようなものか。

「例えば、それぞれが力がある星だから、従える星がある。不老星の方針で、共同統治して、3等分して、お互いの星と不老星に分配する。自分達の太陽系でもな。」

例えば、火星で利益が出れば、3等分して、親分と兄弟分と自分で分配するという話しだ。親分が健在なら従うしかない。しかし、親分が没落したらどうなるか。

「2つの星が一つになればいいのだが、戦いになれば止めなければならんし、頭が痛い星なんだ。きみにどうにかしろとは言わないが。」

どうにかしたいから私を派遣するのでしょ。

「今どうしているのですか。」

あれから一年何にも起こってないならこれからも問題ないだろう。

「私のアンドロイドを置いて、不老星の変わりに私が受け取っている。あくまででも暫定措置だ。それに何かあれば2つの星を滅亡させると言ってある。」

それで収まっているならそれでもいいではないかと思う。

「兎に角、アルファ星の方に行ってきてくれ。何を決めるにせよ情報が足りない。」

彼は少し苛ついたように言った。珍しい事だ。これまでになかった事だ。よほど今の有り様に不満があるのだろう。マリエールは判りましたと応えた。

 彼はとても急いでいるのだろう。翌日には、アルファ星だ。例の如く彼の反物質装置だ。もう珍しくもない。

 あっと言う間に着いた。人間型の宇宙人だ。エルフに似てると思った。例の如く、マリエールに虚偽を言ったり危害加えれば、この星を滅ぼす事、相談員を付ける事を申しわたした。彼は直ぐに立ち去った。昨日会ったばかりなのに、もう一人だ。今回の相談員は女性でとても信頼出来そうな人だ。彼女に建物を案内して貰い、最後にマリエールの私室に案内された。明朝9時に迎えに来るという彼女に、ベーター星との関係について聞いた。

「正直、良くはないですね。べーター星はアルファ星とは違う生物の星ですし、不老星が中に入るまでは争いが絶えなかったですし、どちらも相手が嫌いですよ。不老星のお陰で戦いは起こらなかったし今は万能者が抑えていますが、遅かれ早かれ、二つの星は滅びますよ。お互いに戦争して滅びるか、万能者が滅ぼすかの違いだけです。」

そこまで酷いのか。

 翌日には、当事者の一つアルファ星だ。信頼出来そうな担当員が、両者はいずれ滅びます。両者が戦って滅びるか、万能者が滅ぼすかの違いだけです。と言われた。

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