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        6  新しい街作り

 新しい街を作る。素材だけでで無く、製品を自らの手で流通に乗せるための街だ。今後いろいろな原材料が手に入る筈だ。価値をつけて売りたい。

          6   新しい街作り


 事業や産業が発展していく。今迄のように行き当たりばったりではいけない。耕作地ではない。砂漠の海沿いに1000平方キロメートルほどの街を作った。私以外の人間が出入りする事は基本的ないが一応上下水道は設置した。現在オマール商会を中心として活動しているが、独自の流通活動を視野に入れ、各種の工場、流通活動施設、情報研修センターなどなどを作った。特に海の資源が我が領にしかない現在、どの様に扱うかが難しい。扱いを間違えると損害が大きい。

 特に真珠や珊瑚の扱いが難しい。他にはない物だけに慎重に扱いたい。更に採集で集めた宝石や貴金属どう取り扱うか考える必要がある。報告によると山や森や砂漠で多くの資源が見つかっている。その中には宝石や貴金属も多い。兎に角、素材としてだけではなく高く買取られる製品を作りたい。しかも出来れば直接消費者に売りたい。あるいはその前の店舗に。自分達の商品を自分達で流通に乗せたい。

 マリエールの計画によりアンドロイドが建物を建て製品を作りアイテムボックスに収納する。来たるべき日に自分達のため流通でそれを売る。

 具体的には不明だか、宝石、貴金属の他、レアメタルや鉄鉱石その他様々な金属、非金属、大理石等建築材料、ミスティル銀等不思議材料-----------。様々な物が見つかった。更に石油と石炭が見つかった。交通革命、石油化学製品が出来る可能性がある。迂闊に出す気はないが、貴重な物があるらしい。それに僅かにでも出れば複製魔法があるので増やす事が出来る。

 今まさに作っているのが新しいお酒だ。ビールは好調な売り上げだが、後発がない。この世界にはエールというビールに水を混ぜたような不味いお酒があった。発酵の問題と材料の古さ、保管の悪さで不味く、腐っているようだと聞いた。7歳のマリエールは飲んだ事がない。貴族はエールはあまり飲まない。貴族が飲むのは、果樹を発酵したものだが、これもアルコール度が低く、不味い。鉛の器で飲むので鉛に麻痺して飲めるのらしい。鉛に毒性がある事が認識されていないようだ。じわじわ中毒症状が出て精神に異常を来たしても鉛かせいだとは思われない。アルコールに中毒症状がある事は認識されているのでそのせいだと思うようだ。鉛の器で酒を飲むのは一部の貴族だけだし、日常的に飲まない人には症状が出ない。毎日大量に飲む人だけが発症するのだから、酒毒のせいか、鉛毒のせいか判らない。

 マリエールはワインをガラスのビンに入れ、グラスで飲むのを流行らせようと思う。今の果樹酒が不味いせいで鉛の器を使うのだろう。本当に美味しいワインならグラスで飲んでも美味しい筈だ。自分はお酒は飲まないから鉛中毒にもアルコール中毒にもならないが

そんな人に迷惑掛けられてはたまらない。

 ウィスキー、ブランディー、ラム、ウォッカ、日本酒------------。いろいろ試したいお酒はあるが、ゆっくりやって行かないと認めらない。他にもやりたいことがあるので焦らず行けそうだ。

 新しいお酒を売りたい。ワインだ。この国の貴族は鉛の器に注いで飲むらしい。鉛の害が認識されてないらしい。ワインを作ってグラスで飲む美味しさを伝えたい。

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