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        53 話し合い

 自転星にやって来た。彼は34万年前の戦争でこの星にも非があったかも知れないので調査に、マリエールを着かせる。と言っても消えてしまった。

           53  話し合い


 会議室では数人が出迎えた。自転星の責任者達らしい。代表が口火を切った。

「交流会会長が訪問頂いた記録は、34万年前、この星が恒星間移動の技術を取得した当時、近隣の星と緊張状態になって助けて頂いた記録があります。またなんか問題があるのでしょうか。」

34万年前とは気の長い話しだ。

「交流会のメンバーから、この星にも問題があるので、調査して処分せよという声が上がっている。私はそんな事はないと思っているがメンバーの声は無視は出来ない。相手の星は滅ぼしてしまったのでそちらに尋ねる事も出来ない。疑わしき罰せよという原則もある。このマリエールが調べ、明確に白でなければ、この星を滅ぼす事にした。マリエールの調査を妨害した時点でこの星は滅亡だ。彼女に危害が及んだ時点で攻撃に入る。調査には協力しろ。彼女の望みは叶えろ。多少調査から外れた事でも誠意を持って応えよ。彼女が疑問を持ち続ければ、この星の最後だと思え。私からは以上だ。一切の質問は受けつけない。さらばだ。」

彼はそれだけ言って消えた。

 マリエールは混乱した。彼と打ち合わせたわけではない。漠然と自転星の人に調査への協力を願いしてくれると思っただけだ。これは不味い。何とかこの状況を乗り切らなければならない。調査という目的にはいい状況かも知れない。身柄の保障にもなる。調査に協力しなければ、星の滅亡だと思わせる事も調査を順調に進める上で都合が良い。資料提示を求め易い。アンドロイドも活用しよう。徹底的に調査しよう。

「交流会や会長からは、自転星に付いて調べる様にという指示しか頂いていません。全てを調査して報告する事が私の務めです。アンドロイドを出します。調査に協力してくれる人を付けて下さい。立ち入りを拒否する場合は反逆の意思があると判断します。いかなる場所への立ち入りも拒否をしない事をお勧めします。」

 別に疲れてないから、アンドロイド1000体を出してこの建物から調査を始めた。代表達は慌てて、私の協力者を用意したが既に調査が始まっており、穏やかに調査しようとする気もない私にとっては不要の存在らしい。協力者は都合の良い様に調査して欲しいだけだから、そんな人は要らない。殆ど毎日協力者が変わる。十数回目人が割りと良心的な人でその人に協力して貰う事にした。

「私、マリエール、テレパスが出来るから、都合の良い資料を調査させようとする人とは合わないの。あなたはそんな考えないから、私の協力者として適任だわ。」

協力者は少し暗い顔をして話し出した。

「あなたに協力する事がこの星の滅亡に繋がるなら、心苦しいです。しかし、相手が一方的に悪かったのかは判然としない所があります。この星が防戦だけしていたわけではないと判っています。何処まで許されて何処から罰せられるべきか。そして星の滅亡までするべき事か、別の処分をするべきか、判断するのはこの星の人間ではないと思います。全てを明らかにして、交流会や会長に判断を委ねる事こそ、正しい行ないだと信じます。」

マリエールはその通りだと彼女を賞賛した。

 マリエールは調査を始めた。協力員は都合の良い資料を探させようとする人ばかりだ。十数人目でまともな人が来た。

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