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       169 愚かな星 1

 天地創造した星は女王とマリエールの共同統治になった。高度な大型コンピュータやそれが提案する超高度アンドロイドや簡易型アンドロイドが活躍する。

           169  愚かな星  1


 天地創造した星は、女王の星とマリエールが共同統治する。マリエールの星と名付けられた。元々のマリエールの星はアンドロイドが統治する。新しいマリエールの星では、大型コンピュータとロボットのアンドロイドを生産する。女王の星で開発された大型コンピュータにマリエールの能力を付加させて、それぞれ特徴のある10台の大型コンピュータを用意した。女王の星から1万人の人々が来た。マリエールは10万体のアンドロイドを引き連れた。大型コンピュータの作成からとネットワークを作り生活環境整え大型コンピュータの発案に元付いて完成したのが超高度アンドロイドだ。それぞれ独自の判断が可能で大型コンピュータにアクセス出来る。それぞれに独自の特性があり、容姿も変えられ女王の星の美人になったりマリエールに似た美人にも成れる。身体能力、知的能力も抜群でそれぞれに応じて芸術が得意だったり戦闘が得意だったり生産が得意だったり様々な能力がそれぞれにある。しかもアクセスするコンピュータによるのでマリエールの星の中では自由に切り替えられる。星の外でも外部記憶媒体で性能は落ちるが活動出来る。

 もう一つ活気的なのは簡易型アンドロイドだ。変化出来ないので女王の星の美人か美少女、マリエール似た美人か美少女だ。100万体居てコミュニケーション能力が極めて高い。どんな仕事にも適応出来る。イメージとしては介護看護の仕事や売店の売り子だがどんな仕事でもこなす。女王の星の人々とマリエールのアンドロイドは垣根があったが簡易型アンドロイドで垣根が払われた。簡易型アンドロイドも星外でも外部記憶媒体で活動出来る。

 女王の星から2000光年離れた所に人間の星がある。歴史のある人間も、ない人間もいる。万能言語を持った超高度アンドロイドが数体派遣された。文明はあまり発達していない。武器は鉄器のあるものとないものがいる。あまり期待は出来ないが放っておくか関わるか天地創造するか判断材料が必要だ。超高度アンドロイドⅣ型はまだ歴史がないと思われる所に来た。遠くから観察して容姿や衣類を揃え言語も獲得した。洗濯をする女性達のようだ。Ⅳ型は女性達に話しかけた。

「ちょっと遠くから船で来たからこの辺りの様子が判らないから教えて欲しいのだけど、この辺りの偉い人に会うにはどうしたらいいかしら。」

女性達には思い当たる事があるらしい。女性達の一人が、

「この辺りの偉い人なら巫女様だろうけど、氏素性の判らないないものには会わないと思うわ。」

氏素性の証明証らしきものを見た記憶が彼女にはあるが、彼女自身は読めないので意味は判らない。巫女の家を教えて貰った。

 巫女の住まいは宗教的な儀式に使われるような大きな建物だ。門番2人が立っており迂闊には近づけない。遠くから門番達をテレパスする。門番の一人は巫女の側近だ。この門番だけは読み書き出来るとはいえ、この国の独自の文字はないので外国の文字を無理やりこの国の言語に当てはめる。

 マリエールは2000光年彼方の歴史を持つものと持たざるものが混在する星に超高度アンドロイドを送り込んだ。

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